富岡市議会 > 2018-03-01 >
03月01日-議案説明、質疑-01号

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  1. 富岡市議会 2018-03-01
    03月01日-議案説明、質疑-01号


    取得元: 富岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-29
    平成30年  3月 定例会               議 事 日 程(第1号)                           3月定例会                           平成30年3月1日(木)午前10時開会                           富岡市議会議長 大塚利勝第1 会期の決定について                                 第2 会議録署名議員の指名について                            第3 諸般の報告                                     第4 第 1号議案 富岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    第 2号議案 富岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を          改正する条例の制定について                         第 3号議案 富岡市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部          を改正する条例の制定について                        第 4号議案 富岡市学校教育施設整備基金条例の制定について                第 5号議案 富岡市農村地域工業等導入促進審議会条例の一部を改正する条例の制定につい          て                                     第 6号議案 富岡市小口資金融資促進条例及び富岡市中小企業安定資金融資促進条例の一部          を改正する条例の制定について                        第 7号議案 平成29年度富岡市一般会計補正予算(第5号)                第 8号議案 平成29年度富岡市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)        第 9号議案 平成29年度富岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)         第10号議案 平成29年度富岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)            第11号議案 平成29年度富岡市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)       第12号議案 平成29年度富岡市ガス事業清算特別会計補正予算(第1号)          第13号議案 市道の路線の廃止について                                 (提案理由の説明、総括質疑、委員会付託)               第5 市長の予算大綱説明                                 第6 第14号議案 行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について        第15号議案 富岡市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について            第16号議案 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための固定          資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について      第17号議案 富岡市地域振興基金条例の制定について                    第18号議案 富岡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について     第19号議案 富岡市手話言語条例の制定について                      第20号議案 富岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について          第21号議案 富岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について            第22号議案 富岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の          制定について                                第23号議案 富岡市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律          第9条第1項に基づく準則を定める条例の制定について             第24号議案 富岡市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について            第25号議案 富岡市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について      第26号議案 富岡市市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について          第27号議案 富岡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について            第28号議案 富岡市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について             第29号議案 富岡市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制          定について                                 第30号議案 平成30年度富岡市一般会計予算                       第31号議案 平成30年度富岡市国民健康保険事業特別会計予算               第32号議案 平成30年度富岡市後期高齢者医療特別会計予算                第33号議案 平成30年度富岡市介護保険特別会計予算                   第34号議案 平成30年度富岡市公共下水道事業特別会計予算                第35号議案 平成30年度富岡市農業集落排水事業特別会計予算               第36号議案 平成30年度富岡市浄化槽整備推進事業特別会計予算              第37号議案 平成30年度富岡市工業団地整備事業特別会計予算               第38号議案 平成30年度富岡市水道事業会計予算                            (提案理由の説明、総括質疑、予算特別委員会の設置、委員会付託)    平成30年3月1日1.出席議員(17人)    1番  佐 藤 次 郎 君        2番  島 田 進 義 君    3番  小 林   寿 君        4番  木 田 嘉 之 君    5番  黒 澤 淳 雄 君        6番  横 尾 秀 光 君    7番  長 沼 今朝男 君        8番  大 塚 利 勝 君    9番  佐 藤 信 次 君       10番  宮 澤 展 彦 君   11番  堀 越 英 雄 君       12番  壁 田 賢 二 君   13番  春 山 邦 雄 君       14番  栁 澤   敦 君   15番  相 川   求 君       16番  高 橋 總一郎 君   17番  茂 原 正 秀 君1.欠席議員(1人)   18番  佐々木   功 君1.説明のため出席した者  市  長  岩 井 賢太郎 君      副 市 長  小 林 正 次 君  教 育 長  横 田 公 男 君      企  業  塩 津   薫 君                       管 理 者  市  長  飯 塚 幸一郎 君      総務部長  上 原 健 司 君  公 室 長  市民生活  石 田 明 久 君      世界遺産  中 嶋 一 雄 君  部  長                 部  長  健康福祉  松 井 順 子 君      経済建設  浦 野 繁 夫 君  部  長                 部  長  教育部長  田 島 卓 雄 君      消 防 団  佐 藤   亘 君                       事務担当  秘書課長  黛   好 幸 君      財政課長  結 城 雅 則 君1.事務局職員出席者  事務局長  山 内 久 志 君      次  長  吉 田   稔 君  議会係長  茂 木 孝 之 君      議 会 係  中 澤 寿 江 君                       係長代理 △開会及び開議      午前10時00分開会 ○議長(大塚利勝君) おはようございます。議員の出席が定足数に達しておりますので、これより平成30年3月富岡市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会期の決定について ○議長(大塚利勝君) 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から20日までの20日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から20日までの20日間と決定いたしました。 △日程第2 会議録署名議員の指名について ○議長(大塚利勝君) 日程第2、会議録署名議員の指名についてを議題といたします。会議録署名議員の指名については、会議規則第87条の規定により議長において指名いたします。1番議員 佐藤次郎君、17番議員 茂原正秀君を指名いたします。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(大塚利勝君) 日程第3、諸般の報告を事務局長に報告させます。事務局長。 ◎事務局長(山内久志君) それでは、諸般の報告をさせていただきます。 12月定例市議会においてご報告いたしました陳情審査結果報告書のうち採択となりました陳情の処理結果につきまして、市長からお手元に配付のとおり報告がございました。 また、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分として、市長からお手元に配付の専決処分書のとおり報告がございました。 以上で報告を終わります。            陳情処理結果報告書(平成29年9月定例会分)                                 平成30年3月定例会 ◎ 社会常任委員会                                   ┌───┬───────────┬─────┬───────────────┬─────┐│番 号│   件   名   │回答年月日│    処 理 結 果    │ 所 管 │├───┼───────────┼─────┼───────────────┼─────┤│29―6│保育関係陳情書    │ 平成29年 │ 今後の取組として、3歳児健康│健康福祉部││   │           │ 12月18日 │診査までに把握されにくい発達的│     ││   │           │     │な特性に対する保護者や支援者へ│     ││   │           │     │の理解を促すとともに、子どもの│     ││   │           │     │健全な成長と保護者の育児不安の│     ││   │           │     │軽減及び就学支援へのスムーズな│     ││   │           │     │移行を図るため、発達障害支援法│     ││   │           │     │に基づき、保育園(所)・幼稚園│     │└───┴───────────┴─────┴───────────────┴─────┘┌───┬───────────┬─────┬───────────────┬─────┐│番 号│   件   名   │回答年月日│    処 理 結 果    │ 所 管 │├───┼───────────┼─────┼───────────────┼─────┤│   │           │     │・認定こども園、保健行政、教育│     ││   │           │     │機関との連携を更に強化し、新た│     ││   │           │     │な施策として巡回相談支援事業│     ││   │           │     │行い、支援が必要と思われる子ど│     ││   │           │     │もの早期発見及び支援を行いま │     ││   │           │     │す。             │     │└───┴───────────┴─────┴───────────────┴─────┘                                        専決処分の報告について(車両事故に対する損害賠償の額の決定及び和解) 地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告する。  平成30年3月1日                               富岡市長 岩 井 賢太郎                  専  決  処  分  書 車両事故に対する損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。  平成29年12月27日                               富岡市長 岩 井 賢太郎     損害賠償の額の決定及び和解について 平成29年11月3日(金)午前7時30分頃、地域づくり課職員が運転する当市所有の公用車両が、市道13031号線を東から西へ向かって走行していた際、上り坂で後輪が滑ったので態勢を立て直すため少し後進したところ、富岡市妙義町妙義142番地付近の道路後方にあった石塔に接触し、石塔及び公用車両に損傷が生じた。 この事故に対する損害賠償の額を下記のとおり決定し、別紙示談書のとおり和解する。                      記 1 損害賠償の額  85,320円(物損分) 2 損害賠償の相手方  ●●●●●●●●●●●●●●             ●● ● △日程第4 議案の上程(第1号議案~第13号議案) ○議長(大塚利勝君) 日程第4、第1号議案から第13号議案までの各議案を一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(大塚利勝君) 当局より、逐次提案理由の説明を求めます。市長。                (市長 岩井賢太郎君登壇) ◎市長(岩井賢太郎君) 皆さん、おはようございます。それでは、ただいま上程されました第1号議案から第13号議案までの各議案につきまして、一括して提案理由を申し上げます。 初めに、第1号議案は、地方公務員の育児休業等に関する法律が改正されましたことに伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第2号議案は、富岡市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例が制定されることなどに伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第3号議案は、地域再生法が改正されたことに伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第4号議案は、学校教育施設の整備に係る財源を確保し、財政負担の平準化と円滑な執行を図るため、学校教育施設整備基金を創設する条例を制定したいとするものでございます。 次に、第5号議案は、農村地域工業等導入促進法が改正されたことに伴い、条例の一部を改正したいとするものであります。 次に、第6号議案は、小口資金融資及び中小企業安定資金融資における特例措置の延長などに伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第7号議案から第12号議案は、平成29年度の事務事業の変更並びに決算見込み等により、それぞれ関係する予算を補正したいとするものでございます。 次に、第13号議案は、長久保市営住宅跡地利用の促進を図るため、市道の路線を廃止したいとするものでございます。 以上が第1号議案から第13号議案までの提案理由でございます。 内容につきましては、それぞれ担当職員からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおり決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 命によりまして、第1号議案及び第2号議案を一括してご説明申し上げます。 初めに、第1号議案 富岡市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集の1ページをお願いいたします。本案は、表中の第2条第4号に2歳に達する日までを、2ページから3ページにかけての第2条の4は、育児休業法第2条第1項の条例で定める場合の規定を、第3条第6項及び4ページの第4条は、保育所等に入所できない場合の扱いをそれぞれ加えるものでございます。その他の改正は、条ずれ等に伴う字句の修正で、附則は施行期日の定めでございます。 次に、第2号議案 富岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 5ページでございます。本案は、表中、別表第1の農村地域工業導入促進審議会委員農村地域産業導入促進審議会委員に改め、新たに太陽光発電設備設置審議会委員を追加したいとするもので、附則は施行期日の定めでございます。 以上が第1号議案及び第2号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 総務部長。 ◎総務部長(上原健司君) 第3号議案 富岡市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集6ページでございます。第1条は趣旨の定めで、改正前「第5条第16項」を改正後「第5条第15項」に、7ページ上段の第2条は固定資産税の不均一課税の定めで、改正前「第5条第19項」を改正後「第5条第18項」にそれぞれ改めたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 以上が第3号議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(大塚利勝君) 教育部長。 ◎教育部長(田島卓雄君) 続きまして、第4号議案 富岡市学校教育施設整備基金条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集の8ページでございます。第1条は設置の定めで、学校教育施設の整備に必要な資金を積み立てるため、基金を設置するものでございます。 第2条は積み立ての定めで、基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算で定める額とするもの、第3条は管理の定め、第4条は運用益金の処理の定めで、基金の運用から生ずる収益は、予算に計上して基金に繰り入れるものとするもの、第5条は繰り替え運用の定め、第6条は処分の定め、第7条は委任の定めでございます。 附則は施行期日の定めで、公布の日から施行したいとするものでございます。 以上が第4号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 経済建設部長。 ◎経済建設部長(浦野繁夫君) 続きまして、第5号議案及び第6号議案を一括して内容のご説明を申し上げます。 初めに、第5号議案 富岡市農村地域工業等導入促進審議会条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明いたします。 議案集の9ページをお願いいたします。本案は、引用する法律が改正されたことに伴い、条例を改正したいとするものでございます。 改正案のとおり、題名を「富岡市農村地域産業導入促進審議会条例」に改め、第1条、設置の定めでは、引用する法律名を「農村地域への産業の導入の促進等に関する法律」に改め、審議会の名称を「富岡市農村地域産業導入促進審議会」に改めたいとするものでございます。 第2条は所掌事務の定めで、「工業」を「産業」に改めたいとするものでございます。 第8条は庶務の定めで、行政組織の変更に伴い、「経済建設部」を「経済産業部」に改めたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 続きまして、第6号議案 富岡市小口資金融資促進条例及び富岡市中小企業安定資金融資促進条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明を申し上げます。 議案集の10ページでございます。本案は、融資条件の明確化及び既往債務の借りかえ特例措置の延長のため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 第1条は小口資金融資促進条例の一部の改正でございまして、改正案、第5条第2号は融資条件の規定で、設備資金では「土地を除く」を加えるとともに、附則第2項は、現行の借りかえ特例措置の期間を平成31年3月31日まで1年延長したいとするものでございます。 11ページに参りまして、第2条は中小企業安定資金融資促進条例の一部改正でございまして、ただいまご説明申し上げました小口資金融資促進条例の改正内容と同様でございます。 附則は施行期日の定めで、公布の日から施行したいとするものでございます。 以上が第5号議案及び第6号議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) 財政課長。 ◎財政課長(結城雅則君) 続きまして、第7号議案 平成29年度富岡市一般会計補正予算(第5号)につきましてご説明申し上げます。 13ページをお願いいたします。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。予算の総額から歳入歳出それぞれ2億2,057万5,000円を減額いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ268億1,007万円に改めたいとするものでございます。 第2条は繰越明許費、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正でございます。 別表によりご説明を申し上げます。18ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費は、2款総務費8項世界遺産費の富岡製糸場保存整備事業から、8款土木費4項都市計画費の城町通り南広場整備事業までの8事業につきまして、年度内に事業が完了しないと見込まれることから、関係予算を繰り越ししたいとするものでございます。 第3表、債務負担行為補正は追加でございます。国宝西置繭所整備活用事業は、期間を平成30年度から平成32年度まで、限度額を12億1,386万円に設定したいとするものでございます。 第4表、地方債補正は変更でございます。都市計画道路馬見塚芝宮線整備事業(合併特例事業)の限度額を1億6,750万円から皆減し、長久保市営住宅建設事業(合併特例事業)の限度額を3億1,550万円から2億2,710万円に変更したいとするものでございます。 次に、歳入歳出予算の補正の主な内容につきまして、事項別明細書によりご説明を申し上げます。24ページをお願いいたします。初めに、歳入でございます。13款使用料及び手数料1項1目総務使用料は3億760万円の減で、富岡製糸場見学料の実績見込みによるものでございます。 次に、6目商工使用料は2,700万円の減で、駐車場使用料及び丹生湖の管理釣り場の休止に伴う貸しボートほか使用料の実績見込みによるものでございます。 次に、14款国庫支出金1項1目民生費国庫負担金は1,935万2,000円の増で、障害者自立支援給付費負担金によるものでございます。 次に、2項6目土木費国庫補助金は1億6,484万8,000円の減で、2節都市計画費補助金及び3節住宅費補助金の社会資本整備総合交付金の実績見込みによるものでございます。 続きまして、26ページをお願いいたします。やや上段の17款寄附金1項2目ふるさと納税寄附金は1億2,000万円の減で、実績見込みによるものでございます。 18款繰入金1項1目財政調整基金繰入金は6億2,392万4,000円の増でございます。今回の補正予算編成に当たり、歳出との調整を図らせていただくものでございます。 次に、2目退職手当基金繰入金は7,364万7,000円の増で、平成29年度の退職者が見込みより多かったためでございます。 次に、6目富岡製糸場基金繰入金は1億円の減で、この基金を財源として実施する事業の実績見込みによるものでございます。 20款6項2目雑入は2,931万9,000円の増で、ガス事業清算特別会計清算剰余金が確定したことによるものでございます。 下段の21款市債1項3目土木債は2億5,590万円の減で、都市計画道路馬見塚芝宮線整備事業及び長久保市営住宅建設事業の実績見込みによるものでございます。 次に、30ページからの歳出でございます。中段の2款総務費1項1目一般管理費は5,937万1,000円の増で、職員人件費によるものでございます。今回の職員人件費関係の補正額は、退職手当の増額を除きまして、全体で8,829万円の減で、給与費及び共済費の決算見込みによるものでございます。なお、人件費につきましては同様の理由でございますので、これ以降の目ごとの人件費の説明につきましては省略させていただきます。 3目文書広報費は51万7,000円の増で、公金の違法支出に対する損害賠償請求事件の控訴審に係る弁護士業務委託料によるものでございます。 4目財政管理費は5,400万円の増で、ガス事業清算特別会計清算剰余金が確定したことに伴い、同額を社会資本整備基金に積み立てたいとするものでございます。 7目企画費は3,926万2,000円の減で、ふるさと納税お礼品の実績見込みによるものでございます。 32ページをお願いいたします。下段の3款民生費1項2目障害者自立支援給付費が7,905万6,000円の増で、障害者福祉サービス費の実績見込みによるもの及び平成28年度の国県負担金の確定に伴う返還金でございます。 34ページをお願いいたします。中段の3項2目扶助費は2,539万4,000円の増で、平成28年度の生活保護費国庫負担金の確定に伴う返還金等でございます。 最下段の4款衛生費2項4目し尿処理費は6,699万3,000円の減で、浄化槽整備推進事業の実績見込みによるものでございます。 38ページをお願いいたします。やや上段の8款土木費4項2目街路事業費は2億3,656万8,000円の減で、都市計画道路馬見塚芝宮線整備事業の補助金内示額が要望に対して少なかったため、事業の一部を延期したことによるものでございます。 中段の5項1目公営住宅費は6,635万円の減で、長久保市営住宅建設事業の実績見込みによるものでございます。 以上が第7号議案の主な内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 続きまして、第8号議案及び第9号議案につきまして、一括して内容のご説明を申し上げます。 初めに、第8号議案 平成29年度富岡市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の内容につきましてご説明申し上げます。 47ページをお願いいたします。第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億625万2,000円を減額いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ62億4,132万円と定めたいとするものでございます。 次に、補正予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げます。54ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。2款国庫支出金1項2目高額医療費共同事業負担金は796万8,000円の減で、国からの負担金の確定によるものでございます。 次に、5款県支出金1項1目高額医療費共同事業負担金は796万8,000円の減で、県からの負担金の確定によるものでございます。 6款共同事業交付金1項1目高額医療費共同事業交付金は1,563万8,000円の減、2目保険財政共同安定化事業交付金は7,471万2,000円の減で、いずれも国保連合会を事業主体とした共同事業に係る交付金で、交付額の確定によるものでございます。 7款財産収入1項1目利子及び配当金は3万4,000円の増で、基金積立金利子の増によるものでございます。 次に、56ページをお願いいたします。歳出でございます。4款前期高齢者納付金等1項1目前期高齢者納付金は154万1,000円の増で、納付金の確定によるものでございます。 7款共同事業拠出金1項1目高額医療費共同事業拠出金は3,157万4,000円の減、2目保険財政共同安定化事業拠出金は7,741万6,000円の減で、いずれも拠出金の確定によるものでございます。 9款基金積立金1項1目国民健康保険基金積立金は3万4,000円の増で、基金積立金利子の増によるものでございます。 11款諸支出金1項1目一般被保険者保険税還付金及び還付加算金は116万3,000円の増で、還付金の増によるものでございます。 以上が第8号議案の内容でございます。 続きまして、第9号議案 平成29年度富岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容につきましてご説明申し上げます。 58ページをお願いいたします。第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,090万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ6億955万8,000円と定めたいとするものでございます。 次に、補正予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げます。62ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。1款後期高齢者医療保険料1項1目後期高齢者医療特別徴収保険料は1,173万1,000円の増、1項2目後期高齢者医療普通徴収保険料は118万6,000円の増で、保険料の決算見込みによるものでございます。 3款繰越金1項1目繰越金は798万7,000円の増で、前年度決算による繰越金額の確定によるものでございます。 次に、歳出でございます。64ページをお願いいたします。2款後期高齢者医療広域連合納付金1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は1,291万7,000円の増で、保険料等負担金の決算見込みによるものでございます。 4款諸支出金1項2目償還金は231万9,000円の増で、前年度の一般会計繰入金精算による償還金の増によるものでございます。 5款予備費1項1目予備費は566万8,000円の増で、今回の補正に際し、歳入との調整を図ったものでございます。 以上が第9号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松井順子君) 続きまして、第10号議案 平成29年度富岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 議案集の67ページをお願いいたします。第1条は歳入歳出予算の補正で、予算の総額に歳入歳出それぞれ3,236万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ44億3,248万7,000円と定めたいとするものでございます。 次に、事項別明細書によりご説明申し上げます。74ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。3款国庫支出金2項3目介護予防・日常生活支援総合事業交付金は809万円の増額、4款支払基金交付金1項2目地域支援事業交付金は906万1,000円の増額、5款県支出金2項2目介護予防・日常生活支援総合事業交付金は404万5,000円の増額、7款繰入金1項4目介護予防・日常生活支援総合事業繰入金は404万6,000円の増額、2項1目介護給付費準備基金繰入金は712万円の増額で、いずれも事業費の確定見込みによるものでございます。 次に、歳出について申し上げます。76ページをお願いいたします。3款地域支援事業費2項1目介護予防・生活支援サービス事業費は3,092万6,000円の増額、2項2目介護予防・生活支援サービス計画給付費は126万8,000円の増額、4項1目審査支払費は16万8,000円の増額で、いずれも決算見込みによるものでございます。 以上が第10号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 企業管理者。 ◎企業管理者(塩津薫君) 続きまして、第11号議案及び第12号議案を一括して内容のご説明を申し上げます。 初めに、第11号議案 平成29年度富岡市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。 78ページでございます。第1条は歳入歳出予算の補正でございます。予算の総額から歳入歳出それぞれ1億8,685万8,000円を減額いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ2億4,847万9,000円に定めたいとするものでございます。 第2条は地方債の補正で、別表によりご説明を申し上げます。80ページでございます。第2表、地方債補正は変更でございます。浄化槽整備推進事業の限度額4,000万円を浄化槽設置基数の減少により2,620万円に変更したいとするものでございます。 次に、歳入歳出予算の補正の主な内容につきまして、事項別明細書によりご説明を申し上げます。84ページでございます。 初めに、歳入でございます。3款国庫支出金1項1目国庫補助金は7,612万5,000円の減額、4款県支出金1項1目県補助金は2,905万7,000円の減額でございまして、いずれも浄化槽設置基数の減少によるものでございます。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金は6,699万3,000円の減額でございまして、今回の補正予算編成に当たり、歳入と歳出との調整を図らせていただくものでございます。 86ページに参りまして、8款市債1項1目下水道事業債は1,380万円の減額で、浄化槽設置基数の減少によるものでございます。 次に、歳出でございます。88ページでございます。1款浄化槽整備費1項2目浄化槽整備費は1億7,500万円の減額で、浄化槽設置基数が減少したことに伴い、浄化槽の設置工事費及び宅地内排水設備補助金が減少したことによるものでございます。 以上が第11号議案の内容でございます。 次に、第12号議案 平成29年度富岡市ガス事業清算特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。 91ページでございます。第1条は歳入歳出予算の補正でございます。予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,935万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ30億471万2,000円に定めたいとするものでございます。 次に、歳入歳出予算の補正の主な内容につきまして、事項別明細書によりご説明を申し上げます。96ページでございます。 初めに、歳入でございます。2款諸収入1項1目ガス事業剰余金は1億809万2,000円の増額で、ガス事業会計の清算に伴い期末現金が増となったものでございます。 2項1目雑入は1,272万4,000円の増額で、ガス料金未収金調定額及び消費税還付金等の増によるものでございます。 次に、歳出でございます。98ページでございます。1款ガス事業清算費1項1目ガス事業清算費は1億6,935万2,000円の増額でございまして、ガス事業の清算に伴う水道事業負担金及び一般会計繰出金の増によるものでございます。 以上が第12号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 経済建設部長。 ◎経済建設部長(浦野繁夫君) 続きまして、第13号議案 市道の路線の廃止について内容のご説明を申し上げます。 議案集の101ページでございます。廃止しようとする路線は、市道8115号線でございます。長久保市営住宅跡地利用の促進を図るため廃止しようとするもので、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 102ページ及び103ページに路線延長と標準幅員、路線廃止箇所図を添付してございますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上が第13号議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 △総括質疑 ○議長(大塚利勝君) これより上程議案に対する総括質疑に入ります。発言の通告はありません。質疑ありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑は終結いたしました。 △委員会付託 ○議長(大塚利勝君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております第1号議案から第13議案までの各議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 異議なしと認めます。よって、第1号議案から第13号議案までの各議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決しました。               議 案 付 託 表 (1)                                 平成30年3月定例会   ◎ 総務常任委員会                                   ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第 1号議案│富岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │富岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を││第 2号議案│                                   ││      │改正する条例の制定について                      │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │富岡市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部││第 3号議案│                                   ││      │を改正する条例の制定について                     │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │平成29年度富岡市一般会計補正予算(第5号)             ││      │ 第1条第2項第1表中                        ││      │  歳入                               ││      │  歳出 1款 議会費                        ││第 7号議案│     2款 総務費                        ││      │        (8項 世界遺産費を除く)              ││      │ 第2条第2表 繰越明許費                      ││      │ 第3条第3表 債務負担行為補正                   ││      │ 第4条第4表 地方債補正                      │└──────┴───────────────────────────────────┘ ◎ 社会常任委員会                                   ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第 4号議案│富岡市学校教育施設整備基金条例の制定について             │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │平成29年度富岡市一般会計補正予算(第5号)             ││      │ 第1条第2項第1表中                        ││第 7号議案│  歳出 3款 民生費                        ││      │     4款 衛生費                        ││      │    10款 教育費                        │└──────┴───────────────────────────────────┘┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第 8号議案│平成29年度富岡市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     │├──────┼───────────────────────────────────┤│第 9号議案│平成29年度富岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      │├──────┼───────────────────────────────────┤│第10号議案│平成29年度富岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)         │└──────┴───────────────────────────────────┘ ◎ 経済建設常任委員会                                 ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │富岡市農村地域工業等導入促進審議会条例の一部を改正する条例の制定につい││第 5号議案│                                   ││      │て                                  │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │富岡市小口資金融資促進条例及び富岡市中小企業安定資金融資促進条例の一部││第 6号議案│                                   ││      │を改正する条例の制定について                     │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │平成29年度富岡市一般会計補正予算(第5号)             ││      │ 第1条第2項第1表中                        ││      │  歳出 2款8項 世界遺産費                    ││第 7号議案│                                   ││      │     6款   農林水産業費                   ││      │     7款   商工費                      ││      │     8款   土木費                      │├──────┼───────────────────────────────────┤│第11号議案│平成29年度富岡市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)    │├──────┼───────────────────────────────────┤│第12号議案│平成29年度富岡市ガス事業清算特別会計補正予算(第1号)       │├──────┼───────────────────────────────────┤│第13号議案│市道の路線の廃止について                       │└──────┴───────────────────────────────────┘ △日程第5 市長の予算大綱説明 ○議長(大塚利勝君) 日程第5、平成30年度予算大綱について市長から説明を求めます。市長。                (市長 岩井賢太郎君登壇) ◎市長(岩井賢太郎君) それでは、平成30年度の市政運営方針及び予算の概要についてご説明を申し上げます。議員各位を初め、市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと思います。 「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録は本市に大きな好機をもたらし、富岡製糸場を核として、その効果を市内外に波及させるため、長期的な視点で、またスピード感を持ってさまざまな施策を着実に展開してまいりました。登録から5年目を迎える平成30年度は、明治元年から起算して満150年の年に当たります。国では、明治150年と題して、改めて明治期を振り返り、将来につなげていくための取り組みとして積極的に施策を展開していますので、富岡製糸場が再度脚光を浴びる大変重要な年でもあります。本市もこの取り組みを追い風に、世界遺産にふさわしい日本一のまちづくりを着実に軌道に乗せ、形あるものにするため、全身全霊を注いで市政に取り組んでまいります。 市政の新たな拠点として新庁舎が竣工し、3月末には庁舎前の広場が完成いたします。また、富岡倉庫には群馬県が平成30年度中に世界遺産センター(仮称)を設置することも決まりましたので、にぎわい創出のための整備を進めてまいります。このように富岡駅から市役所周辺も、ここ数年で一体的に整備し、歓迎のシンボル、市民が集えるにぎわいの場として大きく生まれ変わるべく憩いの場所として、皆さんと一緒につくり上げてまいります。 富岡製糸場では、西置繭所と乾燥場の保存修理工事は順調に進んでおります。また、東置繭所の北側にある社宅は体験施設として整備を進めてまいります。昨年秋から劇場公開し、好評をいただいております映画「紅い襷~富岡製糸場物語~」を国内外で展開し、富岡製糸場の魅力を広く伝え、さらなる誘客に結びつけてまいります。 さて、最近の国の月例経済報告によりますと、我が国の景気は緩やかな回復基調が続いているものの、依然として消費が伸び悩むなど、成長に力強さを欠いており、本市においても毎年500人程度の人口が減少し、少子超高齢社会に相まって、さまざまな課題を抱えております。また、国、地方ともに多額の負債を抱え、さらには合併による地方交付税加算措置の段階的な減少など、地方の財政状況も徐々に厳しさを増していくことが予想されます。 このような中、本市においては、平成28年度から第2次富岡市総合計画をスタートさせました。この計画には、将来像を「世界遺産にふさわしいまちとみおか」と掲げ、さらなる行政サービスの向上を目指し、バランスのとれた年齢構成の人口構造を維持するため、富岡製糸場を核としたまちづくり、少子高齢化や人口減少への対応を重点施策として位置づけ、6つの基本目標、「次代につなぐ安全・安心なまち」、「人にやさしく、だれもが快適に暮らせるまち」、「世界に誇る地域資源を活かした力のあるまち」、「地域に誇りを持ち、世界とつながり合う人が育つまち」、「だれもが健やかに安心して暮らし続けられるまち」、「みんなで支え合い、みんなで創る協働のまち」を推進するため、向こう10年間の目指すべき方向性を明らかにしております。また、この計画と並行して富岡市総合戦略や人口ビジョンで示された将来人口を確保するための施策を展開し、市民の皆さんが幸せを実感できるまちが実現できるよう、皆様とともに全力で進めてまいります。 国の平成30年度当初予算案は、経済再生と財政健全化の両立を基本目標に掲げ、人づくり革命と生産性革命を推進するため、一般会計予算総額は97兆7,128億円と、6年連続で過去最大を更新しました。歳出は、平成29年度当初予算と比べまして2,581億円の増額となっており、人づくり革命では、昨年度に引き続き、保育の受け皿拡大、あるいは保育士、介護人材の処遇改善、生産性革命では、地域の中核企業や中小企業による設備、人材への投資の促進等が盛り込まれております。一方、地方交付税交付金は、平成29年度から521億円の減となり、地方自治体にとっては大変厳しいものとなっております。 歳入では、株高などに伴い税収増が見込まれることから、平成29年度当初予算から1兆3,670億円増の59兆790億円となっております。また、新規国債発行額は33兆6,922億円と、平成29年度当初予算から6,776億円減と、8年連続して縮減し、財政健全化を着実に進める方針となっております。 新年度の予算編成に当たり、市政運営の最上位計画であります第2次総合計画及び総合戦略を着実に推進するため、新たな財源の確保と、掲げた目的や成果目標に合わせて、事業をゼロベースから見直し、めり張りとメッセージ性のある予算編成に強い決意で臨みました。 また、昨年の9月から市民の皆様から貴重な生の声を伺い、市政に反映させるための取り組みとして開催いたしました市政懇談会では、約1,400人の参加をいただきました。いただきましたご意見、要望は可能な限り新年度予算に反映させております。 歳出は、少子超高齢化社会への対応のための福祉関連費用、未来を担う子供たちのための子育て関連費用などに手厚く予算配分をいたしました。また、道路、橋梁等を含めた公共施設の更新、改修など、市民の皆様の生活基盤となるインフラ整備にも長期的な視点を持って取り組んでまいります。 歳入では、市税の徴収率向上やふるさと納税の増収、あるいは未利用地の利活用など、あらゆる創意工夫により財源の創出に努めてまいります。また、企業誘致をさらに推進していくため、工業団地整備事業特別会計を設け、雇用の創出と財政基盤の強化、さらに産業振興に貢献してまいります。 これらを踏まえて、平成30年度当初予算は新たな取り組みにチャレンジし、本市の魅力を高め、住む人や来る人の笑顔が輝き、活気に満ちあふれたまちづくりを実現するという強い意を込め238億1,000万円の大型予算といたしました。 続きまして、第2次総合計画に掲げた将来像である「世界遺産にふさわしいまちとみおか」を実現するための6つのまちづくりの基本目標をもとに、主な事業や新規事業を中心にご説明申し上げます。 初めに、環境対策や防災、防犯などの次代につなぐ安全・安心なまちに関する施策であります。この分野では、温室効果ガスの排出削減や省エネルギー対策、ごみの減量化や資源化を進めるために、環境負荷の低い、人と地球に優しいまちづくりを進めてまいります。 まず、低炭素循環型社会の構築のため、市民の皆様のご理解を得ながら、民間のバイオマス施設を誘致し、再生可能エネルギーの有効活用によるごみ減量化を図り、バイオマスタウン構想を実現させたいと考えております。 次に、ごみ焼却施設でございますが、老朽化が進んでいる施設の延命化工事を実施し、安定的な稼働を図ってまいります。全体では30億円を超える大規模な事業費を見込んでおりますが、平成30年度から32年度の3年間にかけて工事を行い、完成後は20年ほど施設が使用できるようになります。また、ごみの減量化に向けた市民、事業者への広報活動、支援を実施するとともに、新たに搬入ごみの展開検査を実施し、受け入れできないごみの搬入抑止によるごみの減量化を図ってまいります。 近年は、豪雨、地震、火山活動等の自然現象により全国各地で大きな災害が発生しており、自然災害は、いつ、どこで発生するか予測がつかない状況でございます。そこで、現在の指定避難場所を補完し拡充させることを目的に、基準を満たした地区の公会堂、集会所、民間施設を地域避難所として指定し、災害時における市民の安全安心の向上を図ってまいります。 また、市政懇談会では、歩行者の安全確保のため防犯灯の設置要望が数多くあり、平成29年度中で早速設置いたしましたが、防犯灯は安全安心な生活を送る上で重要なものであることから、引き続き十分な予算を確保いたしました。 以上が、環境、安全の分野でございます。この分野は、市民皆様のご理解、ご協力がなければ、所期の目的を達成することができません。市民皆様と一丸となって安全安心なまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、引き続きのご協力をお願いいたします。 2点目は、人にやさしく、だれもが快適に暮らせるまちにするための都市基盤に関する施策であります。この分野では、歴史と文化の薫る景観形成や利用しやすい公共交通、また社会資本である道路網など整備を推進し、利便性の高いまちにするため、都市計画マスタープランに基づく計画的な土地利用を図るとともに、「ぐんま“まちづくり”ビジョン富岡市アクションプログラム」に基づき、第2次富岡市総合計画及び富岡市総合戦略との連携を図りながら、まちづくり計画を進めてまいります。 まず、大きなプロジェクトといたしまして、「道の駅」を中高瀬観音山遺跡と一体的に整備し、新たな魅力の醸成とともに雇用の創出を図ってまいります。 次に、平成30年度に群馬県より世界遺産センター(仮称)が設置されることに伴い、市役所周辺の新たな交流及び滞留拠点として富岡倉庫を整備してまいります。これにより富岡駅、市役所新庁舎、まちなかを結ぶ観光動線をつくり出し、観光客の滞留時間を拡大させ、経済効果を増幅させてまいります。 あわせて、富岡駅東駐車場への交通の利便性向上のため、市道6019号線を整備しております。これに伴い、周辺道路の市道6012号線ほか1線を整備し、富岡駅方面への交通アクセスも向上させてまいります。 また、富岡高校と富岡東高校の統合による新設高校の開校に伴い、周辺の環境整備として、七日市駅舎改修及び駅前広場を新設するとともに、富岡高校黒門までの市道を整備し、新高校の魅力アップと地域住民の利便性向上を図ってまいります。 空き家対策では、近年、核家族化などの影響により空き家が増加しております。こうした空き家を改修し、移住体験住宅として貸し出す事業、空き家を買い上げて改修工事を行い、移住子育て世帯に入居を促す事業、空き家をリノベーションし、新たな産業と雇用の創出を図る事業等を推進してまいります。また、老朽化の著しい北原市営住宅を建てかえ、住宅セーフティーネットの構築及びまちなか居住の促進を図ります。 水道を取り巻く大きな環境変化の対応といたしましては、強靱、持続、安全を柱とする富岡市水道基本計画に基づき、誰もが快適に暮らせる生活環境の形成を図ります。また、市政懇談会で早急の対応を必要と判断した道路、水路等補修工事、上南蛇井広場整備工事、宮崎公園駐車場舗装工事等、数多くの事業も早速予算化をいたしました。 以上が都市基盤の分野でございます。 3点目は、世界遺産である富岡製糸場や妙義山を初めとした世界に誇る地域資源を活かした力あるまちに関する施策であります。この分野では、工業団地の整備や企業、人の誘致、雇用の創出を推進するとともに、新たな産業の創出により活力とにぎわいのあるまちづくりを進めてまいります。 まず、2年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、国を挙げてインバウンド対策を進める中、本市においても地域の魅力や文化を積極的に情報発信し、多くの外国人の方に来ていただけるよう、核となる富岡製糸場を計画的に整備しながら、皆様とともにおもてなしとにぎわいのあるまちにしてまいります。 その先駆けといたしまして、商店街などでクレジットカード決済の導入や多言語化対応を行う場合、その団体や店舗、旅館等に対し導入費の一部を補助するなど、訪日外国人等へのおもてなしや商店街での消費喚起等を図ってまいります。また、活力あるまちづくりのための創業支援やネットショップセミナー開催による販路拡大支援等、地元中小企業者を応援する施策をさらに進めてまいります。富岡版DMOの設立を支援し、観光窓口の一本化を図るとともに、民間との連携を強化し、観光振興をさらに進めてまいります。 我が国の景気は緩やかな回復基調が続いているとされており、好調な企業活動を背景に、市内企業の拡張や企業誘致を見据えた工業団地整備を進める一方、中小企業では深刻な人手不足の状況が続いているため、その対策として市内企業の魅力を高校生にPRする事業所見学会の実施や市内中小企業に就職した30歳以下の若者に対し奨励金を交付するとともに、インターンシップの実施や女性が継続して活躍できるために育児休業等取得者がいる事業所に対して補助金を交付しております。そのほか、女性の再就職を支援するマザーズセミナーを開催する等、富岡市で働き、暮らしていくための支援を継続的に行ってまいります。 また、競争力のある農業の育成を図るために、新鮮で安全安心な富岡ブランドの産地維持に努めてまいります。農業従事者の高齢化が進む中、農業を継ぎたい、新たに参入したいと思われるような魅力ある農業経営を支援するため、生産者から加工者、販売者へと新たなステージに進むための6次産業化の支援や、消費者に地元農畜産物の魅力を発信する地産地消の取り組み、新規就農者や担い手の支援を進めてまいります。 養蚕業につきましては、繭生産量の維持確保を図るためにもシルクの郷づくり事業を継続し、農家や企業、団体等、多様な担い手による養蚕業の振興と桑園風景のある地域の保全に努めます。 農業生産基盤を強化し生産性を高める取り組みでは、宇田一ノ宮地区及び松義台地地区での土地改良事業に加え、新たに吉田地区を事業化し、労働生産性と農業意欲の向上を図ってまいります。さらに、営農意欲減退の要因となっております有害鳥獣対策では、捕獲奨励金の増額、防除柵、センサーカメラの設置等、被害の発生防止、荒廃農地の発生抑制と解消に努めてまいります。 以上が産業、経済の分野でございます。富岡製糸場を核として、活力とにぎわいのあるまちづくりを進め、その効果を市内全域に波及させ、多くの市民の皆さんに実感していただけるよう全力を挙げて取り組んでまいります。 4点目は、富岡市の歴史や文化を学び、体感することで、地域に誇りを持ち、世界とつながり合う人が育つまちに関する施策であります。この分野では、子供たちの教育環境の充実や、誰もが文化や経済、歴史や伝統に触れ、スポーツに親しむなど、生きがいを持って学び育つまちづくりを進めてまいります。 まず、富岡製糸場の保存整備事業として、国宝西置繭所や乾燥場、社宅の保存整備を行ってまいります。西置繭所については、引き続き保存修理工事の現場を公開し、今しか体験できないという付加価値を提供してまいります。 また、富岡製糸場の顕著で普遍的な価値を後世に引き継ぎ世界へ発信していくために制作いたしました映画「紅い襷~富岡製糸場物語~」は、群馬県内だけでなく全国各地の劇場等で上映され、観客動員数は既に1万人を超え、好評を博しております。今後も国内外へ展開し、この映画により富岡製糸場の魅力を広く情報発信し、その価値をさらに高めてまいります。 学校施設につきましては、児童生徒が安全で快適な学校生活を送れるよう、小中学校等の安全対策を実施するとともに、計画的に改修等を行ってまいります。また、屋内運動場の一部改修やトイレの洋式化等の学校施設の整備、充実を図ってまいります。 英語教育においては、小中一貫した教育を行うため、英語圏からの教員資格を持った英語教師を招致し、児童生徒が積極的に英語を話そうとする態度や技能を身につけ、グローバル社会をたくましく生きる児童生徒を育成いたします。 また、教育用タブレット導入の拡大、キャリア体験学習等、学校教育の充実に努め、未来を担う子供たちのための環境づくりに取り組んでまいります。 市民の社会教育、生涯学習意欲を高めるため、富岡学を引き続き開講し、郷土学習による地域の活性化のための取り組みも進めます。 また、新年度から子ども富岡体験学を新たに開講し、地域人材を活用して、子供たちに富岡ならではの体験、交流の場を提供することで郷土愛を育み、地域力向上に努めてまいります。 体育施設につきましては、もみじ平総合運動公園内にクロスカントリーコースを設置し、市民の健康増進を図るとともに、利用者が安全安心に心地よく利用できるよう、効率的な維持管理、計画的な整備補修を行ってまいります。 日本三奇勝の一つであります妙義山の絶景や爽快感を体感していただくために妙義山ビューライドを実施して大好評をいただいておりますが、新年度はそれに加えて、秋にヒルクライムランを開催することにより、その魅力をさらに広く全国に情報発信してまいります。 市民の芸術文化意識の高揚を図るとともに、かぶら文化ホール、美術博物館、妙義ふるさと美術館での公演、企画展等の充実に努めてまいります。今年は名誉市民である福沢一郎画伯の生誕120年に当たりますので、画伯の偉業を回顧するとともに、市民の皆様とともに楽しむ企画展を開催いたします。また、各地域に残る伝統芸能の保存にも取り組み、地域の方が地域に誇りを持ち、暮らし続けられるような支援をしてまいります。 市民皆様にお蚕を飼育していただく市民養蚕は、本市発展の礎である養蚕を理解し継承していくために大きな意義があり、多くの皆様に参加していただけるよう継続して実施してまいります。市民養蚕でつくられた繭は、富岡製糸場での座繰り体験等に使用させていただきます。 秋には、富岡どんとまつりを開催いたします。市民の主体性を尊重し、市民が中心となってつくり上げていく祭りにするため努めてまいります。 以上が、教育、文化の分野でございます。本市の未来を担う子供たちを健やかに成長させ、また今を生きる私たちが育んできた歴史や文化を次世代に継承させるよう全力を挙げて取り組んでまいります。 5点目は、だれもが健やかに安心して暮らし続けられるまちに関する施策であります。この分野では、子育て環境、健康づくり、医療体制などを充実させるとともに、地域で支え合い、誰もが住みなれた地域で健やかに安心して暮らし続けられるまちづくりを進めまいります。子供やお年寄り、障害ある方々が健康で暮らしやすい社会とするため、また市民の健康を守るため、障害者の自立と社会参加、介護保険の安定運営、健康寿命の延伸、婚活、子育て支援の4つを重点目標に実施してまいります。 まず、障害者の自立と社会参加では、重症心身障害児者通所支援施設の定員をふやし、経営安定と利用者の利便性の確保を図るとともに、障害者の自立した生活を支援し、地域社会に参画できるまちづくりを推進してまいります。 次に、介護保険の安定運営では、超高齢化社会において今後も安定的な運営を行うため、新たに策定する第7期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画をもとに、介護予防活動、生活支援の対象の拡充、在宅医療・介護連携相談センターの設置、GPS機器等を活用した認知症行方不明高齢者の早期保護等、総合的に推進してまいります。 また、地域包括ケアシステムを推進していく上で、地域の力を活用し、高齢者等の支援に取り組む必要があるため、地域づくり協議会を初めとするさまざまな地域団体との連携も重要であると考えております。高齢者の交通事故を減少させるため、高齢者が運転免許証を自主返納した場合、タクシー券を交付いたします。 次に、健康寿命の延伸ですが、地域の医療拠点である富岡総合病院、七日市病院と医師会、診療所等の連携強化とともに、疾病の早期発見、早期治療につなげていきます。また、PET/CT健診を活用するとともに、健康増進計画、健康とみおか21に基づいた栄養や運動等の健康指導により、疾病予防や重症化予防に取り組んでまいります。 婚活、子育て支援につきましては、結婚から妊娠、出産を経て、子育て期に至るまでの切れ目のない支援の強化を図ってまいります。婚活におきましては、関係団体と連携して、結婚を希望する方々の出会いの場の提供を引き続き行い、少子化対策に取り組んでまいります。産後の支援につきましては、サポーターを派遣し、安心して育児ができるよう、話し相手や簡単な家事等の支援を行う産後ママサポートによる訪問支援を行ってまいります。 また、妊娠期から子育て期にわたり切れ目のない支援を提供するため、子育て世代包括支援センターの立ち上げのほか、マイナポータルを活用した子育てワンストップサービスの導入により、市の窓口に出向かなくても、オンラインで児童手当の申請や保育所の入所申請等の手続を可能とするなど、子育てナビとあわせて子育て世代へ利便性の向上を図ってまいります。 安倍総理の所信表明演説では、少子高齢化の克服を最大の課題とし、子育て支援の拡大や教育の無償化を柱として取り組む人づくり革命が掲げられ、力強く踏み出しました今、本市においても子育て支援を充実させることにより少子化を打開し、定住を促進するため、学校給食費補助を第2子まで拡充し、多子世帯への一層の支援を行い、3人以上子供を産み育てる環境の整備を図ってまいります。 以上が健康福祉の分野でございます。命の誕生から天寿を全うするまで、どのライフステージにおいても市民皆様の安心につながる事業を切れ目なく実施し、一生涯において誰もが安心して暮らし続けられるまちづくりを総合的に進めてまいります。 6点目は、市民協働や行政運営といった、みんなで支え合い、みんなで創る協働のまちに関する施策であります。 まず、市役所は最大のサービス機関と考え、市民の皆様のために仕事をする、仕事をさせていただく、みずからが考えて仕事をするという謙虚な気持ちを持ち、市政に取り組んでまいります。常によりよいサービスを提供するために職員一人一人がプロとしての自覚を持ち、意識改革や業務効率化に努めていくため人事評価制度を充実させるとともに、職員採用試験にも力を入れ、市民サービスの向上へとつなげてまいります。 また、新庁舎が完成したことにより、本市の防災、災害対策拠点の機能強化や窓口業務の見直しを図ってまいりましたが、さらに社会保障・税番号制度によるマイナンバーカードの普及に努め、業務の効率化と市民の利便性を向上してまいります。 人口減少社会が進展し、公共施設は老朽化していく中、将来に向けた住民に直結する行政サービスをいかに持続させるかが行政の責務であり、今後、効果的な施設の統合等を進めなくてはなりません。このため、市有施設の一元管理及び費用対効果を明確にし、施設の最適化を図りながら総数を縮減してまいります。 地域の課題をみずから解決しようと取り組む各地区地域づくり協議会の活動を支援するため、地区公民館の機能強化や、より地域に根差した施設とするための準備を進め、地域づくり活動をより一層進展させてまいります。 移住、定住を推進するため、移住定住推進アクションプランに基づき、ワンストップ窓口の設置、移住定住PR動画の活用、移住体験事業の企画実施等、富岡市に住んでいない人が暮らしたいと思うまち、市民の皆様と協働でつくり上げてまいります。 歳入の確保の取り組みでは、ふるさと納税寄附金の推進がございます。返礼品の種類も100品種程度を用意しましたが、さらに本市をアピールできる返礼品を充実させるとともに、県内外へ広くPRしていくことで、さらなる増収を図ります。 以上が、市民協働、行政運営の分野でございます。行政と市民皆さんが同じ方向に向かって進み、確実な将来予測のもと、将来にわたって成り立つ仕組みを早急に整えてまいりますので、市民皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 以上、申し上げた方針と内容が平成30年度予算の概要であります。本市のまちづくりの目的は、平和な社会のもと安全で安心な環境の中、全ての市民が生きがいと活力に満ち、心豊かに暮らせる地域社会を実現することであります。しかし、全国的な少子超高齢化社会、それに伴う人口減少の進行は、経済活動の縮小、社会保障費の増大、社会活力の低下等をもたらし、さらには地域社会の維持そのものを困難にすることが憂慮されております。このような社会環境や人口構造の変化の中でありますが、次代を担う子供たちが健やかに育ち、誰もが健康で生きがいを持って心豊かに暮らすことができる社会であり続けるために、本市が進むべき方向性を的確に定め、市民ニーズに対応し、斬新かつ多様な支援でまちづくりに取り組んでまいります。 また、私たち市民と行政は、世界遺産、国宝となった富岡製糸場を誇りとし、人類共有の宝として守り続けるとともに、世界遺産が存在するにふさわしいまちを未来に継承するという非常に大きな使命を背負っております。これを遂行するため、いつまでも暮らしたい、住んでみたいと誰もが思うようなまちの魅力向上の実現に向け、地域が持つ力を最大限に引き出し、将来にわたる成長力を確保できるよう、市民と行政の心を一つにして、さらに大きく飛躍していきたいと考えております。 最後に、新庁舎が竣工し、富岡市の新たな歴史が始まりました。行政は最大のサービス機関であることを胸に刻み、希望と期待の持てる、世界遺産にふさわしい日本一のまちづくりの構築に向け、職員とともに全ての事業に全力で取り組んでまいりますので、議員各位並びに市民皆様のご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、平成30年度予算大綱説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大塚利勝君) 以上で予算大綱説明は終わりました。 △休憩      午前11時05分休憩 ○議長(大塚利勝君) ここで10分間ほど休憩いたします。 △再開      午前11時15分再開 ○議長(大塚利勝君) 再開いたします。 △日程第6 議案の上程(第14号議案~第38号議案) ○議長(大塚利勝君) 日程第6、第14号議案から第38号議案までの各議案を一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(大塚利勝君) 当局より、逐次提案理由の説明を求めます。市長。                (市長 岩井賢太郎君登壇) ◎市長(岩井賢太郎君) それでは、ただいま上程されました第14号議案から第38号議案までの各議案につきまして、一括して提案理由を申し上げます。 初めに、第14号議案は、行政組織の変更に伴い、関係条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第15号議案は、工業団地整備事業に伴い、特別会計を設置するため、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第16号議案は、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律が改正されたことに伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第17号議案は、合併特例債を原資とした地域振興を図るための基金を創設するために条例を制定したいとするものでございます。 次に、第18号議案は、高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第19号議案は、手話は言語であるという認識に基づき、手話の理解と普及を図るため条例を制定したいとするものでございます。 次に、第20号議案は、国民健康保険法の改正に伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第21号議案は、第7期介護保険事業計画期間の保険料を定めるため、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第22号議案は、居宅介護支援事業所の指定権限が県から移譲されることに伴い、基準を定める条例を制定したいとするものでございます。 次に、第23号議案は、市内企業の設備投資は企業誘致をこれまで以上に促進するため、条例を制定したいとするものでございます。 次に、第24号議案は、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律が改正されことに伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第25号議案は、建築基準法の改正に伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第26号議案は、移住、定住対策を拡充するため、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第27号議案は、都市公園法施行令の改正に伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第28号議案は、市役所北側に新たな駐車場が整備されることに伴い、条例の一部を改正したいとするものでございます。 次に、第29号議案は、自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和を図るため、条例を制定したいとするものでございます。 次に、第30号議案から第38号議案は、平成30年度の一般会計、特別会計及び企業会計の予算でございます。 以上が第14号議案から第38号議案までの提案理由でございます。内容につきましては、それぞれ担当職員から説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 命によりまして、第14号議案及び第15号議案を一括してご説明申し上げます。 初めに、第14号議案 行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集の104ページをお願いいたします。第1条は富岡市部設置条例の一部改正で、表中、第1条の経済建設部を経済産業部と都市建設部に分割し、第2条で、経済産業部と都市建設部の分掌事務を整理するものでございます。 105ページの第2条、富岡市農業振興地域整備促進協議会条例、第3条、富岡市林業構造改善事業審議会条例、第4条、富岡市中小企業金融制度審議会条例の改正は、いずれも経済建設部を経済産業部に改めたいとするもの、106ページにかけての第5条、富岡市空家等対策協議会条例、第6条、富岡市都市計画審議会条例、第7条、富岡市世界遺産まちづくり専門家会議条例、第8条、富岡市国土利用計画審議会条例の改正は、いずれも経済建設部を都市建設部に改めたいとするもので、附則は施行期日の定めでございます。 次に、第15号議案 富岡市特別会計条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 107ページでございます。本案は、表中の第1条に、富岡市工業団地整備事業特別会計、工業団地整備事業を追加したいとするもので、附則は施行期日の定めでございます。 以上が、第14号議案、第15号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 総務部長。 ◎総務部長(上原健司君) 続きまして、第16号議案 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集108ページでございます。題名の改正は、「企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための固定資産税の課税の特例に関する条例」を「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の課税の特例に関する条例」に改めたいとするものでございます。 第1条は趣旨の定めで、法律の改正に伴う用語の置きかえ及び条ずれにより改正したいとするものでございます。 109ページ中段の第2条は固定資産税の課税免除の定めで、「5年以内」を「5年内」に改めたいとするものでございます。 附則の第1条は施行期日の定め、第2条は経過措置の定めでございます。 以上が第16号議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 続きまして、第17号議案 富岡市地域振興基金条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集の110ページでございます。第1条は設置の定めで、市民の連帯強化、または地域振興を図る事業の財源に充てるために基金を設置するものでございます。 第2条は積み立てについて、第3条は管理について、第4条は運用益金の処理について、第5条は繰り替え運用について、第6条は処分について、第7条は委任について、それぞれ定めるもので、附則は施行期日の定めでございます。 以上が第17号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 続きまして、第18号議案 富岡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についての内容につきましてご説明申し上げます。 111ページをお願いいたします。第3条は、国保の住所地特例を受けていた者が後期高齢者医療に加入した場合、特例を引き継ぎ、従前の住所地の被保険者とするものでございます。 112ページの附則第3条は、平成20年度における被扶養者に係る保険料の徴収の特例規定を廃止したいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 以上が第18号議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松井順子君) 続きまして、第19号議案 富岡市手話言語条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集の113ページでございます。本条例では前文を設けて、条例制定の趣旨を明らかにしております。前文では、手話の説明及び聾者が長い間、多くの不安を感じながら生活してきた歴史的経過や近年障害者の権利に関する条約や障害者基本法に手話が言語であると規定され、群馬県においても手話言語条例が施行されるなど、手話に対する認識の変化について記載しております。続けて、本市における手話や聾者に対する正しい理解を社会に広げるための活動について記載し、これらの経緯を踏まえ、本市は全ての市民が互いに尊重し合い、共生する社会を実現するために本条例を定めることを明記しております。 第1条は目的の定めで、全ての市民がともに生きる地域社会を実現するために市の責務や市民、事業者の役割を明らかにし、市が取り組む事業の基本的事項を定めるとしております。 第2条は手話の意義の定め、第3条は基本理念の定め、114ページに参りまして、第4条は市の責務の定め、第5条は市民の役割の定め、第6条は事業者の役割の定め、第7条は施策の推進方針の定め、第8条は手話を学ぶ機会の確保の定め、第9条は事業者への支援の定め、第10条は学校における手話の普及の定め、第11条は医療機関における手話の啓発の定め、第12条は災害時の対応の定め、第13条は観光旅行者への対応の定め、第14条は財政上の措置の定めでございます。 附則は施行期日の定めで、この条例は、平成30年4月1日から施行したいとするものでございます。 以上が第19号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 続きまして、第20号議案 富岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての内容につきましてご説明申し上げます。 116ページをお願いいたします。第2条は、国民健康保険運営協議会の設置を条例で定めるものでございます。 117ページの附則は施行期日の定めでございます。 以上が第20号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松井順子君) 続きまして、第21号議案及び第22号議案を一括してご説明申し上げます。 初めに、第21号議案 富岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集の118ページをお願いいたします。表中の保険料率を定めた第9条におきまして、保険料率の適用期間について、「平成27年度から平成29年度まで」を「平成30年度から平成32年度まで」に改め、第1号被保険者の区分に応じ、第1号から第9号まで、所得段階区分によりそれぞれの保険料を定めるものでございます。 119ページに参りまして、第2項は、第1項第1号に該当する者の保険料率を平成30年度から平成32年度までの間は同号の規定にかかわらず公費負担により軽減し、2万8,500円と定めたいとするものでございます。 附則、第1項は施行期日の定めで、平成30年4月1日から施行したいとするもの、第2項は経過措置の定めでございます。 次に、第22号議案 富岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案集の120ページをお願いいたします。第1章は、第1条の趣旨の定めから第4条の基本方針の定めまでで、総則について定めたいとするもの、121ページに参りまして、中段やや上からの第2章は、第5条の従業員の員数の定め及び第6条の管理者の定めで、人員に関する基準について定めたいとするもの、第3章は、第7条の内容及び手続の説明及び同意の定めから、129ページ下段、第32条の記録の整備の定めまでで、運営に関する基準について定めたいとするもの、130ページに参りまして第4章は、第33条の基準該当居宅介護支援に関する基準について定めたいとするものでございます。 附則、第1項は施行期日の定め、第2項は経過措置の定めでございます。 以上が第21号議案及び第22号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 経済建設部長。 ◎経済建設部長(浦野繁夫君) 続きまして、第23号議案から第27号議案まで一括して内容のご説明を申し上げます。 初めに、第23号議案 富岡市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定につきましてご説明いたします。 議案集の131ページをお願いいたします。本案は、富岡市工場立地法に基づく地域準則条例に定められた準則にかえて適用する準則を定め、企業の設備投資の促進を図りたいとするものでございます。 第1条は趣旨の定め、第2条は定義の定めでございます。第3条は、区域及び緑地の面積の敷地面積に対する割合の定めでございまして、表のとおり丙種地域を100分の3以上に定めたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 次に、第24号議案 富岡市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明いたします。 議案集の132ページをお願いいたします。本案は引用する法律及び条例が改正されることにより、条例を改正したいとするものでございます。 改正案のとおり、「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律」に改めるとともに、「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の課税の特例に関する条例」に改めたいとするものでございます。 附則第1項は施行期日の定めで、第2項は経過措置の定めでございます。 次に、第25号議案 富岡市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明いたします。 議案集の133ページをお願いいたします。本案は引用する法律が改正されたことにより条例を改正したいとするものでございます。 改正案のとおり、建蔽率の平仮名「ぺい」を漢字に改めたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 次に、第26号議案 富岡市市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明いたします。 議案集の134ページをお願いいたします。本案は、本市への移住促進を図るため、条例を改正したいとするものでございます。 改正案のとおり、第8条では「移住子育て世帯」を加えるとともに、第1条第1項第1号では、連帯保証人の資格にただし書きを加えたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 次に、第27号議案 富岡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明いたします。 議案集の135ページをお願いいたします。本案は、都市公園法施行令の改正に伴い、運動施設率を施行令で定める100分の50を参酌して条例で定める必要があることから、条例を改正したいとするものでございます。 改正案のとおり、第1条の6に、新たに公園施設の設置基準の規定を追加し、100分の50に定めたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 以上が第23号議案から第27号議案までの内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) 世界遺産部長。 ◎世界遺産部長(中嶋一雄君) 続きまして、第28号議案 富岡市駐車場条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明を申し上げます。 議案集の136ページをお願いいたします。第2条は駐車場の名称及び位置でございまして、新たに市役所北駐車場を加えたいとするもの、第4条は利用の形態でございまして、市役所北駐車場の利用形態を定めるため、第6項を追加したいとするもの、137ページにかけましての別表は、駐車料金の定めでございまして、市役所北駐車場の料金につきまして、普通自動車、準中型自動車ともに1回30分までは無料、30分を超える場合、30分ごとに100円を加算するものとし、午後5時30分から翌日午前8時までの間の加算額は500円を限度としたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 以上が第28号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 経済建設部長。 ◎経済建設部長(浦野繁夫君) 続きまして、第29号議案 富岡市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制定につきましてご説明いたします。 議案集の138ページをお願いいたします。本案は、太陽光発電設備の設置について、本市の自然環境及び魅力ある景観との調和を図るとともに、市民の生活環境の保全に寄与するため条例を制定したいとするものでございます。 第1章、総則は、第1条の目的から、139ページ中段、第7条の事業者の責務を定めたいとするものでございます。 第8条及び第9条の第2章は保全地区の定め、139ページ最下段から142ページにかけての第3章は、保全地区内の事業の許可に関する定めでございまして、第10条の届け出から第19条の関係書類の閲覧について定めたいとするものでございます。 142ページ下段から143ページ中段までの第4章は、第20条から第25条までの規定でございまして、太陽光発電設備設置審議会について定めたいとするものでございます。 第5章、雑則は、第26条の許可の取り消しから、145ページ、第34条、委任の規定を定めたいとするものでございます。 附則は施行期日の定めでございます。 以上が第29号議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) 市長公室長。 ◎市長公室長(飯塚幸一郎君) 続きまして、第30号議案 平成30年度富岡市一般会計予算につきましてご説明申し上げます。 別冊の平成30年度富岡市予算書及び予算に関する説明書をごらんいただきたいと思います。1ページをお願いいたします。第1条にございますように、平成30年度富岡市一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ238億1,000万円と定めたいとするものでございます。 第2条は債務負担行為、第3条は地方債の定めで、後ほどご説明申し上げます。 第4条は、一時借入金の最高額を12億円と定めたいとするもの、第5条は、歳出予算の流用の定めで、各項に計上いたしました給料、職員手当及び共済費につきまして、過不足が生じた場合に同一款内の各項間での流用ができるよう定めたいとするものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為は、富岡製糸場第1期総合防災事業から海外英語教師招聘事業までの3件を設定させていただきました。 第3表、地方債は、地域振興事業から都市計画道路馬見塚芝宮線整備事業までの6件を借り入れたいとするもので、限度額の合計は27億1,710万円でございます。起債の方法等は、表に記載のとおりでございます。 次に、歳入歳出予算につきましてご説明申し上げます。予算の款項及び区分の金額につきましては、2ページから5ページにかけて記載してございますが、説明に当たりましては8ページからの歳入歳出予算事項別明細書の1、総括によりご説明申し上げます。 初めに、歳入でございます。1款市税は64億5,865万9,000円、前年度比較731万5,000円の増で、個人市民税の増収を見込んだものでございます。 2款地方譲与税から9款地方特例交付金につきましては、地方財政計画の伸び率等をもとに計上させていただきました。 10款地方交付税は38億5,000万円でございます。 11款交通安全対策特別交付金は800万円で、前年同額を計上させていただきました。 12款分担金及び負担金は9,415万8,000円、前年度比較4,753万4,000円の減で、保育所保育料負担金の減によるものでございます。 13款使用料及び手数料は9億3,796万8,000円、前年度比較1億8,760万1,000円の減で、富岡製糸場見学料の減によるものでございます。 14款国庫支出金は35億9,755万8,000円、前年度比較1億8,747万6,000円の増で、近代化遺産等重点保存修理事業補助金の増によるものでございます。 15款県支出金は20億591万8,000円、前年度比較1億7,802万円の増で、文化財保存事業費補助金の増によるものでございます。 16款財産収入は8,785万6,000円を計上させていただきました。 17款寄附金は2億5,300万5,000円、前年度比較5,700万円の減で、ふるさと納税寄附金の減によるものでございます。 18款繰入金は14億5,431万3,000円、前年度比較2億7,177万3,000円の増で、財政調整基金繰入金3,496万7,000円、社会資本等整備基金繰入金12億円、富岡製糸場基金繰入金1億600万円を計上させていただきました。 19款繰越金は5,000万円で、前年同額を計上させていただきました。 20款諸収入は8億9,646万5,000円、27億9,532万6,000円の減で、ガス事業の民間譲渡に伴う清算金の減によるものでございます。 21款市債は27億1,710万円、前年度比較3億2,200万円の増で、地域振興事業債による増でございます。 次に、10ページに参りまして、歳出でございます。1款議会費は1億9,348万円、前年度比較376万1,000円の減でございます。 2款総務費は54億1,387万円、前年度比較18億234万4,000円の減で、社会資本等整備基金積立金の減によるものでございます。 3款民生費は66億9,963万3,000円、前年度比較8,296万1,000円の減で、認定こども園等園舎新増築工事補助金の減によるものでございます。 4款衛生費は24億2,435万9,000円、前年度比較3億2,996万6,000円の増で、ごみ焼却施設基幹的設備改良工事の増によるものでございます。 5款労働費は9,275万8,000円、前年度比較4,235万8,000円の減で、移住・定住促進奨励金の減によるものでございます。 6款農林水産業費は6億9,249万3,000円、前年度比較777万6,000円の減で、産地パワーアップ事業補助金の減よるものでございます。 7款商工費は9億3,520万円、前年度比較2,997万1,000円の減で、新商工会館建設費補助金の減によるものでございます。 8款土木費は27億6,400万2,000円、前年度比較2億9,400万4,000円の減で、長久保市営住宅建設工事の減によるものでございます。 9款消防費は8億6,646万7,000円、前年度比較2,011万8,000円の減で、富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合負担金の減によるものでございます。 10款教育費は20億8,914万6,000円、前年度比較4億2,768万7,000円の減で、社会教育館整備改修工事及び美術博物館空調設備更新工事の減によるものでございます。 11款災害復旧費は6,000円で、前年同額を計上させていただきました。 12款公債費は15億9,128万6,000円、前年度比較5,101万4,000円の増でございます。 13款予備費は5,000万円で、前年同額を計上させていただきました。 以上が第30号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(石田明久君) 続きまして、第31号議案及び第32号議案につきまして一括して内容のご説明を申し上げます。 初めに、第31号議案 平成30年度富岡市国民健康保険事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。 予算書の250ページをお願いいたします。第1条は、歳入歳出予算の総額を46億8,841万2,000円と定めたいとするものでございます。 第2条は一時借入金の最高額を5億円と定めたいとするもの、第3条は歳出予算の流用の定めでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきましてご説明申し上げます。予算の款項の区分及び区分ごとの金額につきましては251、252ページに記載してございますが、説明に当たりましては253ページからの歳入歳出予算事項別明細書の1、総括によりご説明申し上げます。 初めに、歳入について申し上げます。1款国民健康保険税は11億6,369万9,000円で、前年度比較では8,745万3,000円の減で、被保険者数及び世帯数の減少によるものでございます。 次に、2款療養給付費等交付金は1,000円で、国保制度の県市共同運営により存目を計上いたしました。 3款県支出金は31億6,566万5,000円で、前年度との比較では28億217万2,000円の増で、制度改正により交付金が県から一本化されたことによるものでございます。 次に、4款財産収入は33万4,000円で、前年度との比較では5万円の増で、国民健康保険基金の利子収入でございます。 5款繰入金は3億4,418万9,000円で、前年度との比較では1億8,896万3,000円の減で、基金繰入金の減によるものでございます。 次に、7款諸収入は1,452万2,000円で、前年度比較では1万1,000円の増で、第三者納付金等でございます。 なお、国庫支出金、前期高齢者交付金及び共同事業交付金につきましては、制度改正により廃款といたしました。 次に、歳出について申し上げます。255ページをお願いいたします。1款総務費は2,652万4,000円で、前年度比較では339万3,000円の減で、電算委託料の減によるものでございます。 次に、2款保険給付費は31億2,984万1,000円で、前年度比較では4億4,008万4,000円の減額で、制度改正により県から示された金額を計上いたしました。 3款国民健康保険事業費納付金は14億2,323万2,000円で、制度改正により新たに創設された群馬県への納付金でございます。 4款共同事業拠出金は2,000円で、国保連合会から示された金額を計上いたしました。 5款保健事業費は7,113万9,000円で、前年度比較では479万1,000円の増でございます。特定健康診査等事業費の増によるものでございます。 次に、6款基金積立金は、基金利子の積立金として33万4,000円を計上いたしました。 次に、8款諸支出金は3,233万9,000円で、還付金及び償還金等を実績に基づき計上いたしました。 9款予備費は、不測の事態に備えて500万円を計上させていただきました。 なお、後期高齢者支援金等、前期高齢者納付金等、老人保健拠出金及び介護納付金につきましては、制度改正により廃款といたしました。 以上が第31号議案の内容でございます。 続きまして、第32号議案 平成30年度富岡市後期高齢者医療特別会計予算の内容につきましてご説明申し上げます。 予算書280ページをお願いいたします。第1条は、歳入歳出予算の総額を6億2,815万7,000円と定めたいとするものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきましてご説明申し上げます。予算の款項の区分及び区分ごとの金額につきましては、281ページに記載してございますが、説明に当たりましては282ページからの歳入歳出予算事項別明細書の1、総括によりご説明申し上げます。 初めに、歳入でございます。1款後期高齢者医療保険料は4億1,395万7,000円で、前年度との比較は2,910万円の増で、後期高齢者医療広域連合から示された額を計上いたしました。 次に、2款繰入金は1億8,990万3,000円で、前年度との比較では1,009万6,000円の増で、保険基金安定繰入金の増によるものでございます。 4款諸収入は2,429万6,000円で、前年度比較30万7,000円の増で、その主なものは広域連合からのシステム機器更改補助の増によるものでございます。 続きまして、歳出でございます。1款総務費は683万3,000円で、前年度比較では51万4,000円の増で、電算委託料の増によるものでございます。 次に、2款後期高齢者医療広域連合納付金は5億9,174万円で、前年度比較3,879万3,000円の増で、実績に基づき計上いたしました。 3款保健事業費は2,808万3,000円で、前年度比較19万6,000円の増で、電算委託料の増でございます。 次の4款諸支出金は100万1,000円で、保険料還付金及び還付加算金でございます。 5款予備費は50万円で、前年同額を計上させていただきました。 以上が第32号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(松井順子君) 続きまして、第33号議案 平成30年度富岡市介護保険特別会計予算につきましてご説明申し上げます。 予算書の292ページをお願いいたします。第1条は、歳入歳出予算の総額を44億3,347万8,000円と定めたいとするものでございます。 第2条は一時借入金の最高額を5億円に定めたいとするもの、第3条は歳出予算の流用ができる範囲の定めでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げます。予算の款項の区分及び区分ごとの金額につきましては、293ページ、294ページに記載してございますが、説明に当たりましては295ページからの歳入歳出予算事項別明細書の1の総括により申し上げます。 初めに、歳入でございます。1款保険料は8億6,276万1,000円、前年度との比較では1,323万5,000円の増で、第1号被保険者数の増加によるものでございます。 2款分担金及び負担金は1,912万1,000円、前年度との比較では38万4,000円の増で、配食サービス利用者の増加によるものでございます。 3款国庫支出金は10億689万1,000円、4款支払基金交付金は11億5,490万7000円、5款県支出金は6億4,598万2,000円で、介護給付費及び予防給付費に要する国、県及び第2号被保険者負担分で、サービス利用実績及び要介護認定者数の増加状況をもとに計上させていただきました。 6款財産収入は37万3,000円で、介護給付費準備基金の運用による利子収入でございます。 7款繰入金は7億4,343万4,000円で、介護給付費及び地域支援事業費に要する市の負担分で、サービス利用実績及び要介護認定者数の増加状況をもとに計上させていただきました。 8款繰越金、9款諸収入は、ともに存目計上でございます。 297ページに参りまして、歳出でございます。1款総務費は4,899万8,000円、前年度との比較では410万2,000円の減で、その主な要因は第7期高齢者保健福祉計画介護保険事業計画策定業務が平成29年度中で終了したことに伴う委託料の減額によるものでございます。 2款保険給付費は41億2,761万4,000円、前年度との比較では5,313万3,000円の増で、その主な要因は居宅介護サービス給付費の増加によるものでございます。 3款地域支援事業費は2億4,928万2,000円、前年度との比較では2,860万1,000円の増で、包括的支援事業費及び介護予防・生活支援サービス事業費の増加によるものでございます。 4款基金積立金は37万3,000円、5款公債費は1万円をそれぞれ計上させていただきました。 6款諸支出金は120万1,000円で、第1号被保険者保険料還付金及び還付加算金等を計上させていただきました。 7款予備費は600万円で、前年度と同額を計上させていただきました。 以上が第33号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 企業管理者。 ◎企業管理者(塩津薫君) 続きまして、第34号議案から第36号議案まで、一括して内容のご説明を申し上げます。 初めに、329ページからの第34号議案 平成30年度富岡市公共下水道事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の定めで、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億9,476万8,000円に定めたいとするもの、第2条は地方債の定めで、後ほど別表によりご説明を申し上げます。 第3条は一時借入金の定めで、借り入れの最高額を1億5,000万円に定めたいとするものでございます。 331ページでございます。第2表、地方債は、公共下水道整備事業の限度額を5,970万円に、利根川上流流域下水道整備事業負担金の限度額を690万円に、公営企業会計適用業務の限度額を1,700万円に定めたいとするもので、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。 次に、332ページに参りまして、歳入歳出予算につきまして、事項別明細書の1、総括によりご説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。1款分担金及び負担金は220万5,000円で、前年度比較198万9,000円の減は受益者からの負担金の減でございます。 2款使用料及び手数料は1億3,787万4,000円で、前年度比較17万1,000円の減は、使用料の減によるものでございます。 3款国庫支出金は5,713万円で、前年度比較2,223万円の増は、国庫補助対象事業費の増によるもの、4款県支出金は370万円で、前年度比較20万円の減は、県の補助対象事業費の減によるものでございます。 5款繰入金は3億969万4,000円で、前年度比較2,607万円の減は、一般会計からの繰入金の減でございます。 6款繰越金は50万円で、前年度と同額でございます。 7款諸収入は6万5,000円で、前年度比較5万8,000円の増でございます。 8款市債は8,360万円で、前年度比較3,810万円の増は、公共下水道整備事業費の増によるものでございます。 次に、下段の歳出でございます。1款公共下水道費は2億8,852万8,000円で、前年度比較4,164万6,000円の増は、公共下水道整備事業費の増によるものでございます。 2款公債費は3億574万円で、前年度比較968万8,000円の減でございます。 3款予備費は、前年度と同額の50万円を計上させていただきました。 以上が第34号議案の内容でございます。 次に、351ページからの第35号議案 平成30年度富岡市農業集落排水事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の定めで、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億32万8,000円に定めたいとするもの、第2条は地方債の定めで、後ほど別表でご説明申し上げます。 第3条は一時借入金の定めで、借り入れの最高額を1,000万円に定めたいとするものでございます。 353ページでございます。第2表、地方債は、農業集落排水整備事業の限度額を200万円に、公営企業会計適用業務の限度額を220万円に定めたいとするもので、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。 354ページに参りまして、歳入歳出予算につきまして事項別明細書の1、総括によりご説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。1款分担金及び負担金は144万1,000円で、前年度比較147万6,000円の減は受益者からの負担金の減でございます。 2款使用料及び手数料は1,898万円で、前年度比較50万1,000円の増は、使用料の増によるものでございます。 3款国庫支出金は613万8,000円で、前年度比較2,386万2,000円の減、4款県支出金は7万円で、前年度比較101万円の減は、いずれも補助対象事業費の減によるものでございます。 5款繰入金は6,842万円で、前年度比較321万5,000円の減は、一般会計からの繰入金の減でございます。 6款繰越金は100万円、7款諸収入は7万9,000円で、前年度と同額でございます。 8款市債は420万円で、前年度比較2,980万円の減は、汚水処理施設の整備事業費の減でございます。 次に、下段の歳出でございます。1款農業集落排水事業費は4,125万5,000円で、前年度比較5,955万6,000円の減は、汚水処理施設の整備事業費の減によるものでございます。 2款公債費は5,807万3,000円で、前年度比較69万4,000円の増でございます。 3款予備費は100万円で、前年度と同額を計上させていただきました。 以上が第35号議案の内容でございます。 次に、367ページからの第36号議案 平成30年度富岡市浄化槽整備推進事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の定めで、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億1,639万3,000円に定めたいとするもの、第2条は地方債の定めで、後ほど別表によりご説明を申し上げます。 第3条は一時借入金の定めで、借り入れの最高額を1億5,000万円に定めたいとするものでございます。 369ページでございます。第2表、地方債は、浄化槽整備推進事業債の限度額を2,800万円に、公営企業会計適用業務の限度額を160万円に定めたいとするもので、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。 370ページに参りまして、歳入歳出予算につきまして、事項別明細書の1、総括によりご説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。1款分担金及び負担金は1,720万円で、前年度比較502万円の減は、受益者からの分担金の減でございます。 2款使用料及び手数料は8,211万円で、前年度比較864万5,000円の増は、使用料の増によるものでございます。 3款国庫支出金は9,463万1,000円で、前年度比較4,988万9,000円の減、4款県支出金は2,648万9,000円で、前年度比較1,783万1,000円の減は、いずれも国及び県の補助対象事業費の減によるものでございます。 5款繰入金は6,536万1,000円で、前年度比較4,224万9,000円の減は、一般会計からの繰入金の減でございます。 6款繰越金は100万円、7款諸収入は2,000円で、前年度と同額を計上させていただきました。 8款市債は2,960万円で、前年度比較1,260万円の減は、浄化槽整備事業費の減によるものでございます。 次に、下段の歳出でございます。1款浄化槽整備費は3億623万1,000円で、前年度比較1億2,264万7,000円の減は、浄化槽設置基数の減によるものでございます。 2款公債費は916万2,000円で、前年度比較370万3,000円の増でございます。 3款予備費は100万円で、前年度と同額を計上させていただきました。 以上が第36号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 経済建設部長。 ◎経済建設部長(浦野繁夫君) 続きまして、第37号議案 平成30年度富岡市工業団地整備事業特別会計について内容のご説明を申し上げます。 予算書の385ページをお願いいたします。初めに、富岡市工業団地整備事業特別会計は、工業団地整備を円滑に進め、企業誘致を促進するため、平成30年度から新たに創設したいとするものでございます。 第1条は歳入歳出予算の総額で、1億3,400万円と定めたいとするものでございます。 第2条は債務負担行為の定め、第3条は地方債の定めでございまして、387ページをごらんください。第2表、債務負担行為は、曽木地内工業団地整備事業でございます。第3表、地方債は、工業団地造成事業で、限度額合計は3,430万円でございます。起債の方法等は、表に記載のとおりでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきましては、388ページ及び389ページの歳入歳出予算事項別明細書の1、総括によりご説明申し上げます。 初めに、歳入について申し上げます。1款財産収入は9,970万円で、工業団地の売却を見込んだものでございます。 次に、2款市債は3,430万円で、財源の不足を補うものでございます。 次に、歳出について申し上げます。1款工業団地造成事業費は1億3,400万円でございます。 以上が第37号議案の内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大塚利勝君) ただいま正午を回りましたが、続けます。 企業管理者。 ◎企業管理者(塩津薫君) 続きまして、395ページからの第38号議案 平成30年度富岡市水道事業会計予算につきまして内容のご説明を申し上げます。 第1条は総則の定め、第2条は業務の予定量の定め、第3条は収益的収入及び支出の予定額の定めで、収入は第1款水道事業収益14億851万4,000円で、主なものは第1項営業収益12億8,244万円、第2項営業外収益1億2,607万3,000円でございます。 支出は、第1款水道事業費用12億2,430万1,000円で、主なものは第1項営業費用10億9,571万7,000円、第2項営業外費用1億1,858万3,000円でございます。 第4条は資本的収入及び支出の予定額の定めで、収入は第1款資本的収入3億9,120万円で、主なものは第1項企業債3億円、第2項負担金9,119万7,000円でございます。 支出は、第1款資本的支出10億9,503万9,000円で、主なものは第1項建設改良費6億4,231万4,000円、第2項企業債償還金4億5,272万5,000円でございます。 396ページに参りまして、第5条は企業債の定めで、水道施設整備事業の限度額を3億円に定めたいとするもので、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。 第6条は一時借入金の定めで、限度額を3億円に定めたいとするもの、第7条は予定支出の各項の経費の金額の流用の定めで、各款内で流用することができる各項を記載のとおり定めたいとするもの、第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費の定めで、職員給与費及び交際費の金額を記載のとおり定めたいとするもの、第9条はたな卸資産購入限度額の定めで、購入限度額を2,500万円に定めたいとするものでございます。 なお、397ページ以降に予算に関する説明書を記載してございますので、よろしくお願いいたします。 以上が第38号議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大塚利勝君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 △総括質疑 ○議長(大塚利勝君) これより上程議案に対する総括質疑に入ります。発言の通告はありません。質疑ありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑は終結いたしました。 △予算特別委員会の設置 ○議長(大塚利勝君) お諮りいたします。ただいま議題となっております第30号議案から第33号議案及び第37号議案の計5議案につきましては、委員会条例第5条の規定により、18人をもって構成する一般会計ほか特別会計予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 異議なしと認めます。よって、18人をもって構成する一般会計ほか特別会計予算特別委員会を設置することに決しました。 ただいま設置されました一般会計ほか特別会計予算特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。一般会計ほか特別会計予算特別委員会委員には18人全員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第34号議案から第36号議案及び第38号議案の計4議案につきましては、委員会条例第5条の規定により、9人をもって構成する企業会計ほか特別会計予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 異議なしと認めます。よって、9人をもって構成する企業会計ほか特別会計予算特別委員会を設置することに決しました。 ただいま設置されました企業会計ほか特別会計予算特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。企業会計ほか特別会計予算特別委員会委員には、佐藤次郎君、島田進義君、小林 寿君、木田嘉之君、黒澤淳雄君、横尾秀光君、長沼今朝男君、大塚利勝、佐藤信次君、以上9人を指名いたします。 △委員会付託 ○議長(大塚利勝君) お諮りいたします。ただいま議題となっております第14号議案から第38号議案までの各議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会及び各特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 異議なしと認めます。よって、第14号議案から第38号議案までの各議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会及び各特別委員会に付託することに決しました。               議 案 付 託 表 (2)                                 平成30年3月定例会   ◎ 総務常任委員会                                   ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第14号議案│行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について     │├──────┼───────────────────────────────────┤│第15号議案│富岡市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について         │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための固定││第16号議案│                                   ││      │資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について   │├──────┼───────────────────────────────────┤│第17号議案│富岡市地域振興基金条例の制定について                 │└──────┴───────────────────────────────────┘ ◎ 社会常任委員会                                   ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第 8号議案│富岡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について  │├──────┼───────────────────────────────────┤│第19号議案│富岡市手話言語条例の制定について                   │├──────┼───────────────────────────────────┤│第20号議案│富岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について       │├──────┼───────────────────────────────────┤│第21号議案│富岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について         │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │富岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の││第22号議案│                                   ││      │制定について                             │└──────┴───────────────────────────────────┘ ◎ 経済建設常任委員会                                 ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │富岡市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律││第23号議案│                                   ││      │第9条第1項に基づく準則を定める条例の制定について          │├──────┼───────────────────────────────────┤│第24号議案│富岡市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について         │├──────┼───────────────────────────────────┤│第25号議案│富岡市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について   │├──────┼───────────────────────────────────┤│第26号議案│富岡市市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について       │├──────┼───────────────────────────────────┤│第27号議案│富岡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について         │├──────┼───────────────────────────────────┤│第28号議案│富岡市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について          │├──────┼───────────────────────────────────┤│      │富岡市自然環境、景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例の制││第29号議案│                                   ││      │定について                              │└──────┴───────────────────────────────────┘ ◎ 一般会計ほか特別会計予算特別委員会                         ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第30号議案│平成30年度富岡市一般会計予算                    │├──────┼───────────────────────────────────┤│第31号議案│平成30年度富岡市国民健康保険事業特別会計予算            │├──────┼───────────────────────────────────┤│第32号議案│平成30年度富岡市後期高齢者医療特別会計予算             │├──────┼───────────────────────────────────┤│第33号議案│平成30年度富岡市介護保険特別会計予算                │├──────┼───────────────────────────────────┤│第37号議案│平成30年度富岡市工業団地整備事業特別会計予算            │└──────┴───────────────────────────────────┘ ◎ 企業会計ほか特別会計予算特別委員会                         ┌──────┬───────────────────────────────────┐│ 議案番号 │           件           名           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第34号議案│平成30年度富岡市公共下水道事業特別会計予算             │├──────┼───────────────────────────────────┤│第35号議案│平成30年度富岡市農業集落排水事業特別会計予算            │├──────┼───────────────────────────────────┤│第36号議案│平成30年度富岡市浄化槽整備推進事業特別会計予算           │├──────┼───────────────────────────────────┤│第38号議案│平成30年度富岡市水道事業会計予算                  │└──────┴───────────────────────────────────┘ △散会 ○議長(大塚利勝君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。明日から18日までの17日間は、委員会審査等のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(大塚利勝君) 異議なしと認めます。よって、明2日から18日までの17日間は、休会することに決しました。 次の本会議は、3月19日午前10時から開きます。本日はこれをもって散会いたします。大変ご苦労さまでした。                                 午後 0時07分散会...