◆3番(五十嵐けん君) 辞退した10者中8者から理由を聞いて、予定価格が折り合わないということの答えだったと思いますけれども、この点、予定価格については適正に積算されたかというような点については、どのようにお感じになっているかお示し願いたいというふうに思います。 私は、落札率がこれは別に高かったとは一言も言っていませんので、どのように感じているかというふうに聞いただけなんですけれども、質問しようとする主眼は、実は内訳書のほうにありまして、例えば、今回も余り
現場管理費についてはそれぞればらつきで、そんなに大きな変動はないということですけれども、これは一般的に見て、一番低い札を入れている業者が
現場管理費が少ないという傾向があるのかどうか、まずお示し願いたいということと、例えばそういう実態があるとすれば、私は、やはり労働者の賃金がきちっと払われているかどうかということを見れるような状況にしなければいけないのではないかなというふうに思いますが、立川市が今、入札時にこの
工事内訳書を添付してもらっていますが、この4項目だけでは、それがきちっと把握できないというふうに客観的に見て思うんですが、今後、この
工事内訳書のこの4項目でずっとやっていっていいのかどうかということについて、検討しているところがあればお答え願いたいというふうに思います。
○議長(
太田光久君)
財務部長。
◎
財務部長(遠藤幸男君) 積算については、担当部署のほうで積算基準に従いまして、適正に積算していると考えております。 また、
一般管理費につきましては、最高が2,300万、
現場管理費につきましては、最高が1,990万、最低が380万で、落札業者におきましては、1,000万の
現場管理費ということになっております。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 予定価格の設定は、ただいま
財務部長が答弁いたしましたように、設計については、基準に基づいた形で設計しておりますけれども、今回の工事を見ますと、
建築工事としては、これは設計額なんですが、消費税等を除きまして約3億7,000万円のうち
建築工事としては、建物、外構、植栽等、これらが約8,300万円、それと
タワー式の
自転車駐車場の設備工事、この設備工事が大部分を占めておりまして、タワーと
システム等で約2億7,500万円、こういった金額が出ておりますので、今回の工事、これは
建築工事ということでお願いいたしましたが、その
タワー式の中に入れる機械がかなりの金額を占めていると、そういったことから、ただ単に建物をつくるのではありませんので、今回のような落札率の先ほど議員がおっしゃいました90%から、一番高いところで98.8%、このような数字になっているのではないかなというふうに考えております。 それと、
現場管理費につきましても、今回の落札者の、今私も初めて聞いたんですけれども、1,000万円ということですが、これは私どもが設計している額に比較的近い金額になっていることでございます。 以上です。
○議長(
太田光久君)
行政管理部長。
◎
行政管理部長(新土克也君) 工事内訳で今現在4項目でございますが、これについて、さらに項目を加える等の検討を行っているかということでございますが、現時点では、この4項目でいくということで、それ以上の部分の検討は、現時点ではしておりません。 以上です。
○議長(
太田光久君)
五十嵐議員。
◆3番(五十嵐けん君) 大体積算等は、もとになる表を積算基準としてやっているということと、工事の特殊性があるということでわかりました。 そこでやはり問題なのは、
現場管理費、つまり、これちょっと、きちっとどういう内容なものなのか、私は理解しているつもりなんですが、もう一度よく説明していただきたいということと、これは
現場労働者の労賃とかそういう費用が含まれるものですよね、それが今、
財務部長のお答えですと最高が1,990万円、最低が380万円というふうに、平均で1,000万円ぐらいだからいいだろうみたいなのがありましたけれども、最低というのは、これは落札した業者かどうかわかりませんけれども、もしこれが、落札した業者がこういう状況であれば、やはり大分開きがあって、その内容をきちっと吟味するように、チェックできるように市が体制を持っていかなければいけない、やはり工事の品質というのは、労働者の環境ですとか労賃ですよね、賃金ですとか、そういったところも含めて考えるものだというふうに私は思っていまして、その辺、今後どういうふうに本当に、ほとんど検討はされていないというようなことでしたけれども、
入札等検討委員会では、この4項目でよいかどうかという議論というのは本当にないのかどうか、最後にお示し願いたいとともに今後どうするか、最後に理事者にも聞きたいというふうに思います。
○議長(
太田光久君)
行政管理部長。
◎
行政管理部長(新土克也君)
工事内訳書の内容につきましては一覧表にしまして、実際グラフ化しまして、
入札等監視委員会等へも抽出案件として報告しまして、それの分析等を行っているところでございます。 そういう意味では、今のところ大きな議論というのはございません。ですので、その中でさまざまな指摘なり分析の中で意見をいただければ、その中で検討していきたいというふうに考えています。 以上です。
○議長(
太田光久君) 越川副市長。
◎副市長(越川康行君)
現場管理費についての御質問がございましたが、
先ほど担当部長から御説明いたしましたように、今回落札した業者の
現場管理費については、市の積算とおおむね近い数字で記入されていると、そういうことで大きな影響はないと考えております。 それと、
工事内訳書4項目の見直しについてですが、私
ども契約制度の
検討委員会の中で、具体的に
タイムテーブルに乗っている状況ではございません。ただ、
入札等監視委員会等で一部の委員の方から、もう少し詳しい内容で内訳書をつくったほうがいいのではないか、そういう御指摘もいただいておりますので、今後具体的な検討を進めていく必要があるだろうと、そのように考えております。 以上です。
○議長(
太田光久君)
五十嵐議員。
◆3番(五十嵐けん君)
入札等監視委員会から
工事内訳書の項目について、今後これでいいのかというような検討もあるということですので、やはり今回は平均的な
現場管理費だったという、落札業者がそういう状況だったということは理解しますけれども、実際には、これは、もしかしたらこの
現場管理費が最低なところが落札して、それが積算より大分低い場合も、そういうケースも今後あると思いますし、今までもあるのではないかと思われますので、その検討を早急に
タイムテーブルに乗せていただけるように要望いたします。
○議長(
太田光久君) ほかに御質疑はありませんか。
--梅田議員。
◆14番(梅田春生君) それでは、1点だけなんですけれども、今、
五十嵐議員の中でちょっとわかってきたんですが、
タワー式の
立体駐輪場で、タワーとシステムで2億7,500万円ということでございましたけれども、これは、例えばほかにいっぱい業者が入札していますけれども、これもみんな2億7,500万円で見積もりというか何というんですか、2億7,500万円で注文ができてくるのかどうか、というか、この
タワー式のシステムは全部同じ、ほかのいろいろな業者がありますけれども、みんな一緒の金額なのかどうかお聞きしたいと思います。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 先ほど答弁いたしましたのは、私どもが設計している金額になりますので、その設計金額に基づいて業者は今回
建築工事ですから、指定のメーカーから材料といいますか、
タワー式のタワーをまず仕入れることになりますから、その上でそれに
プラス工事費等が出てまいります。その中に先ほどシステムと言いましたけれども、管理室の中でモニターで集中管理するとか、あるいはあいている駐輪場のどこがあいているのか、そういたものを管理することになりますので、これはすべて業者側がメーカーを相手に見積もりをとるなりして、その上で今回の工事費といった格好で入札につながってくると、そのようなものでございます。
○議長(
太田光久君)
梅田議員。
◆14番(梅田春生君) 仕入先の業者というのは1社だけなのかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 今回の入札といいますか、告示するに当たりまして、私どもといたしましては、まずメーカーの指定といいますか、機械の指定をしてございます。立体式の駐輪場につきましては、四角形の駐輪場、今回のは四角形ですけれども、四角形の駐輪場あるいは丸型の駐輪場があります。それで丸型の駐輪場ですと、まず、丸型は1カ所の駐輪場で1基の入り口になります。 そのところが今期の四角形の場合には、1カ所の駐
輪システムで4口の入り口になります。そうすると、朝の通勤時間帯等を考えましても、失礼しました、かなりの口数が出てまいります。(「メーカーは1社かどうか聞いている」と呼ぶ者あり)
--メーカーについては1社です、もちろん、指定しておりますので1社を指定しております。 先ほどちょっと間違えまして失礼いたしました。四角形は7基で7口の口になります。7口でその1口に4台が入るというような格好になります。ですから、丸型で3基、3口、これは採用いたしませんので、今回採用いたしましたのは、朝の通勤時間帯等を考えまして、四角形を採用している、要するに1社でございます。 以上です。
○議長(
太田光久君)
梅田議員。
◆14番(梅田春生君) 1社ということで指定ということで、これ、それぞれいろいろな業者がみんな1社のところへ見積もりを出すのかどうかわかりませんけれども、それぞれ見積もりの金額が全部ばらばらで違ってきたりするということはあるのかどうかお聞きしたい、お願いします。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 一般論ですと、私どもはこのメーカーの指定をさせていただきますと、そこのメーカーから恐らく代理店というのがあろうかと思います。したがいまして、施工業者はそこの代理店に見積もりをお願いしていると、そんなような格好になろうかと思います。 以上です。
○議長(
太田光久君) ほかに御質疑はありませんか。
--大沢議員。
◆18番(大沢豊君) 今回は契約案件ですから、余り細かいことは聞くとも思わないんですけれども、今回、初めて立体で機械式というふうになるわけですけれども、利用者の安全面についてはどんな配慮がなされているのか、人員配置や、それから先ほど部長のほうがちょっと答えられていましたけれども、ラッシュ時の対応とか、そういうことをお伺いします。 また、料金をどういうふうにしようとしておられるのか、機械式に入れるところと平置きや
スライドラック、つまり1階部分というのは値段が高いのかどうかということをお伺いします。 また、平置き6台というふうにありますけれども、高齢者や今後ふえるかもしれない3人乗り自転車の収納を考えると、平置き部分をもっともっと広くしておかなければ、対応ができなくなるんではないかというふうに思いますけれども、その点についてどういうふうに考えておられるのかお伺いします。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 初めに安全性でございますが、この駐輪場につきましては、まず建物への立ち入りはありません。それと入庫時、とびらが開いて、設置されているタイヤレールに自転車を合わせて押し入れるといったような方式になります。出庫時も同様に自転車を引き出すだけで、入出庫が完了します。 今回採用いたします機種と同様な構造は、近隣では埼玉県の朝霞市ですとか、あるいは練馬区の大泉学園、こういったところでも利用されております。 それと規格外自転車、こういったものを入れた場合にトラブル等はありますが、利用者を対象とする事故、こういった報告は現在のところまだありません。万が一、人が中に入ってもセンサーがあり、とびらの閉まることはなく、さらにある程度の時間が経過してとびらが閉まらないときには、管理事務所に通報が入る、こういったシステムとなっておりますので、人への危険性といったものはまずありません。 それと、自転車につきましては、かごの中に例えば何か荷物を入れるとか、傘を差してあるとか、そういったときには機械としてストップするような、こういったものは出てこようかと思っております。 それと、ラッシュ時でございますが、先ほどもちょっと答弁しようとしたんですが、ラッシュ時につきましては、口数が4カ所で4口あります。1カ所が4台と先ほど申し上げましたけれども、その4台がいっぱいになりますと1段上がるような格好、要するに自動車の駐車場設備を頭に思っていただくとわかりやすいんですが、4台の自転車が入ると1段上がる、次に、また4台入るとまた1段上がるといったような格好で、一番最上階まで行って裏側に回ると、そんなような格好になっております。 それで、ラッシュ時につきましては、1台当たり約30秒でできるような考え方になっておりまして、30秒で7口ありますので7台、それで1分にいたしますと14台、単純計算で10分では140台、朝のラッシュ時にもそれだけの台数の駐輪が可能となってまいります。 それと、料金でございますが、今現在まだ決めておりませんで、定期利用あるいは一時利用、これは、ここの30街区だけではなくて6街区の駐輪タワー、あるいはそれ以外の今現在ある平場の駐輪場、こういったところも含めた中で料金体系を考えていきたいというふうに考えておりますので、定期利用と一時利用、あるいは機械式のタワーを使われる方と、ラック、平場置きのところを使われる方、これらのことについても今後検討してまいりたいと思います。 それと、平置きの駐輪場をもっと多くということでございますが、今回のここの30街区、それと6街区につきましては、やはり機械式を整備したいという目的を持っております。それ以外の平場の駐輪場がありますので、できればそういったところも利用していただきたいというふうに考えております。 失礼いたしました。人の配置につきましては、現在の30街区につきましては、6街区も同様ですが、24時間の駐輪場を考えております。したがいまして、朝のラッシュ時、それと夕方の忙しいとき、こういったときには人員配置を2名の配置を考えておりまして、昼間とあと夜間、これにつきましては1名の配置で対応してまいりたいというふうに考えております。 ただ、定期利用になりますと、その定期利用のときにはまた混雑が予想されますので、そういったときにはさらに1名を加えて配置していきたい、このように考えております。 以上です。
○議長(
太田光久君) 大沢議員。
◆18番(大沢豊君) 大体わかりました。 それで、今後小さいお子さんを育てている方には、3人乗り自転車というものがこれから使用を強制されるというか、そういうふうに法改正がされたわけなんですが、3人乗り自転車がふえてくると、今までの場所さえ狭くなるというふうに思われますし、
スライドラック方式だと、それは入らないわけですから、これは、そういう方には別の場所、平置きの場所に行ってくれというだけでなくて、私は、各場所で自転車の比率ということを考えれば、それだけの余裕を持たせなければいけないというふうに思っています。 まだ工事前なわけですから、そうした変更も含めて検討できないかどうかについて、1点だけ伺います。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 先ほども答弁いたしましたように、ここの30街区と6街区につきましては、
タワー式の駐輪場という格好での整備を基本に考えております。その上で、空地がなければ別ですけれども、空地を利用してラック式の駐輪場、それと、さらに一般の平場置きというような格好で利用を考えておりますので、現在のところ、これは設計変更して、平場置きをふやすといった考えは持っておりません。 それとあわせまして、3人乗りの自転車が確かにふえてくるということは存じておりますので、自転車の整理指導員、こういった者を配置することによりまして、できればこういったところの駐輪場が平場であいておりますよと、そういったような誘導をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
太田光久君) ほかに御質疑はありますか。--福島議員。
◆5番(福島正美君) それでは、私のほうからなんですけれども、この有料の
タワー式駐輪場ができることによって、実際の違法駐輪とか、その辺がどう解消されるのかという問題、一番肝心な問題だと思うんですが、今聞いておりますのは、南口全体として利用台数より使用台数が、この立体駐車場ができることによって上回ることによって、かなり違法駐輪が解消されるというようなことをおっしゃっておりますけれども、実際、今放置されている自転車とか、違法駐輪の自転車がどういう流れでこの
タワー式駐輪場に駐輪されるようになるのか、その辺の見通しというか、その辺についてお聞かせいただければと思います。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 南口の駐輪場につきましては、現在自転車総合計画の中では6,000台の確保といったような格好になっております。今の状況ですけれども、現在、市と民間を合わせた収容台数は5,291台でございますが、この
タワー式の駐輪場を整備することによりまして、30街区に794台、それと6街区にはまだこれからですが、約414台の計1,208台分が確保されることとなります。 ただ、現状では30街区に180台、6街区に137台の合計317台の収容台数となっておりますので、新設される約1,208台からこの317台を控除いたしますと、約891台の増となってまいります。 また、この増にあわせて先ほど有料化といったお話がありましたけれども、有料化に伴いまして、機械設置等、こういったことがありますので、機械設置等による減も出てまいりますので、
タワー式駐輪場2カ所の導入後の想定収容台数、これにつきましては約5,970台、先ほど申し上げました自転車総合計画の6,000台には若干不足するかもしれませんけれども5,970台、これに対しまして乗り入れ台数は、ことしの4月に調査した段階で5,759台が乗り入れ台数となっておりますので、今後も想定される乗り入れ台数といたしましては、この5,700台から約5,900台程度が考えられますので、数字上では、これはクリアされるというふうに考えております。 ただ、数字上の話で乗り入れ台数に対しまして、収容台数が上回れば、計算上は、これは放置はなくなることとなります。あとは誘導等が出てまいります。 しかし、この放置というのは、やはりソフト面での対応が重要と考えております。駐輪場の空車状況の案内ですとか、あるいは放置された自転車の撤去とあわせて、自転車利用者や地域住民の放置に対する意識の向上を促す対策を行いまして、一人一人がそれなりの責任を持って
自転車駐車場を利用していただくことによりまして、放置がなくなるというふうに考えております。 以上です。
○議長(
太田光久君) 福島議員。
◆5番(福島正美君) 今お答えをいただきました。現状180台の平置きのところに794台ということですので、かなりな台数が収容できるというようなことと、今お話がありましたように、実際の乗り入れ台数を上回る収容台数がこの機械で確保されると。あと、部長がおっしゃっていましたソフト面ということ、そのとおりだと私も思います。 それで、ちょうどこの
タワー式駐輪場が今期じゅうにでき上がるということで、例えば南口で言いますとグランデュオの前のアミューズメント施設の前に、相変わらずあのあたりに非常に違法駐輪が多いと、それと、目の前の無料の駐輪場についても、あそこはすぐいっぱいになりまして、置けない方々がふえている状況もありますので、ぜひ今、木村部長がおっしゃったように、この機械の完成とあわせてソフト面の周知というか、同時期にぜひグランデュオ前の、あのあたりの放置自転車をぜひともこの
タワー式駐輪場のほうに誘導するような、そういうような強い告知活動をぜひともしていただいて、南口から放置自転車が一掃できるように努力していただきたいと思います。その点についていかがでしょうか、御答弁をお願いします。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 南口につきましては先ほど答弁いたしましたように、今まで収容台数を乗り入れ台数のほうが上回っているといったような状況ですけれども、数字面では、こういったことからクリアされるということになりますので、今後につきましても、ソフト面といいますか、やはり自転車利用者の方への周知、その辺のところについては、引き続きというか、さらに強力にしていきたいと考えております。導入時期に合わせて進めていきたいというふうに考えております。
○議長(
太田光久君) ほかに御質疑はありますか。--伊藤大輔議員。
◆6番(伊藤大輔君) 先ほど
梅田議員との質疑もあったんですが、その内容にちょっと関連しまして伺います。 先ほどここに載っている業者が入札する際に、その機械に、システムに対しての代理店を通してまずその部分に関しての値段をとっている業者も、20社のうちすべてかどうかわかりませんがあるだろうと。代理店が仮に数社である場合、ほぼ数社になると普通は思うんですが、その代理店が提示する料金にばらつきはあるのかどうかという点について、はっきりとこちらではわからないかもわかりませんけれども、その可能性があるのかどうか、この点について教えてください。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) まず、代理店が数社あるかどうかということです。これは、ちょっと私どもでもつかんでおりませんけれども、一般的に業者、今回の業者にしろ入札に参加された11者の業者は、恐らくその代理店に当然見積もり依頼をしていると思います。その金額は、高いか安いかというのは、私どもが知るよしもないんですが、通常、材料なんかのかわりに取引ですと、現金取引するのと、あと掛けで取引するのと、やはりこの辺も違いが出てまいります。 それと、あとは長年のつき合いといいますか、業者同士のつき合いもあると思います。やはり優先的に材料を発注する場合となかなかできない場合、こういったことは、これは民民の関係の中では出てくるものと思いますので、私が思うには、この金額については同額ではなくて、ばらつきがあるんではないかというふうに考えております。 以上です。
○議長(
太田光久君) 伊藤大輔議員。
◆6番(伊藤大輔君) ありがとうございます。事情はよくわかります。 それが競争ですから入札の原理でもあると思うんですけれども、今回、この入札経緯結果表を拝見しますと、市内地元の業者がほとんど辞退されているという結果であるというふうに思うんですが、地元の業者を扱うという点に関しては一長一短ありまして、一概にすべてがすっきりという話ではないと思うんですけれども、そういった観点から考えたときに、例えばシステムの発注と工事の発注、これを分けてやることによって、システム自体に例えば1,000万、2,000万、3,000万の誤差が出てくるということを考えたときに、それはそれで競争の原理ではあるんですけれども、地元業者ということの観点から考えたときに、これを別々に発注することで、純粋に工事に関する入札ということであれば、この差が縮まるんではないかなということも可能性としては考えられると思うんですが、今後、この地元業者との扱いということで、その観点からこういった考え方というのは進められないものでしょうか。
○議長(
太田光久君)
財務部長。
◎
財務部長(遠藤幸男君) 調達方針では適正な価格と品質の確保、この二つを方針として掲げて、適正な契約をしていることと、別途地元業者の育成ということで基準を設けて、育成に努めていくということで、今回は一体発注が合理的であるということで、このような形をとらせていただいております。
○議長(
太田光久君) 伊藤大輔議員。
◆6番(伊藤大輔君) ありがとうございます。全然規模は違うんですが、自分も商売をやっていましたんで、そういう競争で、それが商売のもとですから、基本ですから、それはすごく理解します。 ただ、こういった景気環境の中で、先輩方もこれまでもいろいろ議論されてこられたところなんですけれども、地元業者とのつき合い方という部分で、今も取り組んでくださっているとは思うんですが、そういった観点からも、ぜひ引き続きさらにいい環境整備、そういったものを発案していただければというふうに思いますので、継続してよろしくお願いいたします。
○議長(
太田光久君) ほかに御質疑はありませんか。--中山議員。
◆11番(
中山ひと美君) この立体
タワー式駐輪場は、とても安心・安全だと私は伺っております。三鷹市などは、土地が狭いということで地下を掘って、民間のほうで経営しているという話も聞きまして、とりあえずこの方式は、物すごく子どもたちにとっても、それから、利用される方にとって安心・安全と聞いております。 今回、
タワー式、本当に私は楽しみにしているんですけれども、今後、どのようにこれを展開していくのか、ここだけで終わってしまうのか、それともまたほかのところでどんな感じで進めていかれようと思うのか。 地下の方式というのは考えなかったのかということもお伺いします。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) 初めに、今後の展開ですけれども、今現在は、先ほど申し上げました平成18年に策定いたしました自転車総合計画に基づきまして、
タワー式の駐輪場ということで整備させてもらっております。今回30街区、それと、今後6街区ということで考えておりますので、当面はこれで
タワー式の駐輪場で、先ほど申し上げました6,000台というのがほぼクリアされるというような状況になりますから、今後の
タワー式については、現在のところまだ考えておりません。 また、これから策定する新たな自転車総合計画の中でいろいろな御意見等をお聞きしながら、必要があれば、その辺のところは計画の中にうたっていきたいというふうに考えております。 それと、地下方式の検討でございますが、三鷹、それとあと八王子、ここも地下方式です。地下方式につきましては、私どもも検討しなかったわけではなく、たしか以前本会議の中でもあったかと思います。そのときにもたしか答えたかもしれませんけれども、地下式ですとコストがやはり現在の価格の約1.5倍、このくらいのコストがかかってしまうと、それに、さらに維持・管理といいますか、メンテに際しましても、やはりそれなりの費用負担が出てくると、そういったことから、今回採用いたしましたのは地上式の立体
タワー式自転車駐輪場、そういうことでございます。 よろしいでしょうか、以上です。
○議長(
太田光久君) 中山議員。
◆11番(
中山ひと美君) 部長の説明、よくわかります。ただ、地下方式とか維持・管理、それから、1.5倍かかるということなんですが、長期を考えた場合には、結局、地下を掘って上が今度使えるという考え方もあると思うんですけれども、立川の場合はまだ土地があると、恒久的な駐輪場って、私も一般質問で質問させていただきましたけれども、恒久的な場所でなければ駐輪場ができないという考えがあったと思うんですけれども、立川市も今後駅前、特に駅前が一番放置自転車、違法駐輪が多いわけですから、そこを考えた場合には、やはり地下を掘るという、長期的に考えて考えを検討すべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(
太田光久君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
木村信雄君) これは立地の問題等もあろうかと思いますけれども、長期的に見た場合の地下といいますか、例えばですけれども、公園ですとか道路ですとか、そういったところを利用して、その地下に駐輪施設をつくるといったことであれば上部が利用できますけれども、やはりコストの問題、維持・管理上の問題、そういったことを考えたときに、総合的に判断させていただきまして、今回については、地上式というものを採用させていただいております。 それで、先ほど申し上げましたように他市においても、この地下式と地上式、両方の採用があります。それで、今回採用いたしました四角形のこの機械につきましては、現在のところ地上式がほとんどでございます。それで、地下式については、今度は丸型といったような格好になってまいりますので、その辺のところも、先ほど申し上げました安全面ですとかいろいろな部分を考えて、この機種を採用させていただきましたので地上式ということでやらせていただきました。 また、丸型については丸型で、若干いろいろ問題等もありますので、今回については見送ったと、コスト面も含めて見送ったということでございます。 以上です。
○議長(
太田光久君) ほかに御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認め、よって本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第91号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第5
議員提出議案第17号
立川市議会会議規則の一部を改正する規則
○議長(
太田光久君) 次に、日程第5
議員提出議案第17号
立川市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認め、よって本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより
議員提出議案第17号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第17号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
太田光久君) この際、お諮りいたします。 ただいま、お手元に配付になっております
議事日程(2)を本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、
議事日程(2)を本日の日程に追加することに決しました。
---------------------------------------
△日程(2)第1 議案第92号 立川市監査委員の選任について
○議長(
太田光久君)
議事日程(2)第1 議案第92号立川市監査委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(清水庄平君) 議案第92号について御説明いたします。 本案は、現委員の佐藤みち子氏が本日10月5日をもって任期満了となることに伴い、同氏を再任いたしたいとするものであります。 よろしく御同意くださるようお願いいたします。
○議長(
太田光久君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認め、よって本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第92号を採決いたします。 本議案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第92号は原案のとおり同意されました。
---------------------------------------
△日程第6
総務委員会審査意見報告
△議案第85号
立川市役所支所設置条例を廃止する条例
△
議員提出議案第16号 立川市
住宅改修工事資金助成条例
△陳情第2号 所得税法第56条廃止の意見書提出を求める陳情
△陳情第3号 市長の指導監督を求める陳情
○議長(
太田光久君) 次に、日程第6
総務委員会審査意見報告 議案第85号
立川市役所支所設置条例を廃止する条例、
議員提出議案第16号 立川市
住宅改修工事資金助成条例、陳情第2号 所得税法第56条廃止の意見書提出を求める陳情及び陳情第3号 市長の指導監督を求める陳情、以上4件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。 〔15番 田中清勝君登壇〕
◆15番(田中清勝君) それでは、総務委員会審査意見について御報告させていただきます。 平成21年第2回
立川市議会定例会及び平成21年第3回
立川市議会定例会において、本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により報告をいたします。 議案第85号
立川市役所支所設置条例を廃止する条例につきましては、可決すべきものと決定いたしました。
議員提出議案第16号 立川市
住宅改修工事資金助成条例につきましては、否決すべきものと決定いたしました。 陳情第2号 所得税法第56条廃止の意見書提出を求める陳情につきましては、不採択すべきものと決定いたしました。 陳情第3号 市長の指導監督を求める陳情につきましては、不採択すべきものと決定いたしました。 以上でございます。
○議長(
太田光久君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第85号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第85号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、
議員提出議案第16号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより
議員提出議案第16号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は否決であります。 本議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、
議員提出議案第16号は委員長報告のとおり否決されました。 次に、陳情第2号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより陳情第2号を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。 本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、陳情第2号は委員長報告のとおり不採択されました。 次に、陳情第3号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより陳情第3号を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。 本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第3号は委員長報告のとおり不採択されました。
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△日程第7
厚生産業委員会審査意見報告
△議案第81号
立川市立看護専門学校条例を廃止する条例
○議長(
太田光久君) 次に、日程第7
厚生産業委員会審査意見報告 議案第81号
立川市立看護専門学校条例を廃止する条例を議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。岩元委員長。 〔17番
岩元喜代子君登壇〕
◆17番(
岩元喜代子君) 厚生産業委員会の
審査意見報告を行います。 平成21年第3回
立川市議会定例会において、本委員会に付託されました事件について審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により御報告申し上げます。 議案第81号
立川市立看護専門学校条例を廃止する条例につきましては、可決すべきものと決定いたしました。 本議案につきましては、4名の委員から質疑があり、看護専門学校設立までの経緯や設立の目的について、またその意義について、またこの間の実績や存続に向けてのこれまでの努力や今後の見通しについてなど、看護専門学校の存廃についての活発な質疑が行われました。 また、本条例が可決された場合、その後の学生や教職員の処遇や対応などについて、また、廃校後に予定されております潜在する看護師の再教育システムについてなど、熱心な質疑応答が行われました。 その後、賛成討論が2名の委員から、反対討論が1名の委員からなされ、起立により採決が行われました。 その結果、賛成4、反対3で可決すべきものと決定されました。 以上、報告とさせていただきます。
○議長(
太田光久君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論、採決を行います。 討論はありませんか。
--大沢議員。
◆18番(大沢豊君) 私は、議案第81号
立川市立看護専門学校条例を廃止する条例の委員長報告に反対の立場で討論をいたします。 看護師国家試験に合格し看護資格を取得させ、地域の看護師不足を解消するため、立川市内及び多摩地域の医療福祉施設で保健医療福祉に貢献する看護師としての就職者を確保するという目的のために、この学校を継続してつくっているわけです。 こうした要望があって、昨年度は卒業生25人のうち立川市内含めて多摩地域に13人を含む16人が多摩地域に就職したというふうに言われています。また、創立以来で言えば330人が卒業し、うち立川市内含めて多摩地域に321人が就職したというふうに聞いております。 こうした地域での医療に貢献しているというものであれば、私はぜひともこの学校は残しておくべきであろうというふうに思っています。また、これを廃止してしまうということなんですけれども、これは広域的に考えれば、私は立川市でこれを継続し、そして、将来そこを引き受けてくれる新たな団体があるとすれば、それをスムーズに引き受けるためにも、事業は継続しておかなければならないだろうというふうに思っています。 そうした意味でも、立川市がそこに対する運営を継続するためにも、この看護専門学校を存続させ、そしてスムーズに次の団体に引き継いでいくべきだろうというふうに思います。 したがって、今の時点で廃止を決めてしまうというのは時期尚早であるとして、委員長報告に反対いたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--守重議員。
◆26番(守重夏樹君) 私は、議案第81号
立川市立看護専門学校条例を廃止する条例に対し、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 第1回入学生を平成7年に迎えてから、本年3月には第11回目の卒業生を送り出し、その数は330名となっております。全国で看護師不足が叫ばれている中、市立病院を持たない本市がこの間、地域医療の担い手としての看護師312名を立川市内を初め、近隣26市、また23区や東京都以外の各医療機関に送り出してきたことは、健康都市立川を標榜する本市として社会的に大変意義深く、誇りとなる事業であると考えます。 そして、将来にわたりこの看護師養成の役割はますます増大し、本市並びに市民のこの地域での名声を高めるものと確信をいたしております。 しかしながら、未曾有の経済不況の中、持続可能な市政運営をするには行財政改革が必要であり、その名のもとに看護専門学校の廃止は苦渋の選択であると考えます。 しかし、次に挙げる2点をしっかりと守っていただくことを条件とし、委員長報告に賛成といたします。 1点目は、今後も看護専門学校の再構築のために努力を続け、受け入れる機関を医師会との協定合意にもあるように、積極的にかつ一体となって協議、検討を続けること。 2点目は、来年16期生を迎えるわけですが、夢を抱いて入学した全員が卒業し、国家試験に合格し、看護師として羽ばたくまで、しっかりと専門学校の体制を維持し、必要かつ十分な支援を続けること。 以上2点を附帯意見といたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--稲橋議員。
◆8番(
稲橋ゆみ子君) それでは、議案第81号
立川市立看護専門学校条例を廃止する条例に賛成の立場で討論をいたします。 平成6年、立川市は市立病院を持っていない中で、地域における保健医療従事者の不足がますます加速されることが懸念されている。市民の不安や不便を帰さないよう、看護婦、看護師の養成を図るという目的で看護専門学校を設立いたしました。 現在の医師、看護師不足の現状、高齢者の在宅介護、終末期医療等々の地域医療、福祉の充実がますます求められている現在、当初の目的が達成されたとはいえず、財政の健全化を図る経営改革プランに基づく見直しによる看護専門学校の廃止は、学校運営の見通しの甘さがあったと言わざるを得ません。つまり大きな目的を持った事業が安易な事業計画で進められたということです。 しかし、10年の時を見て1自治体が年間に1億8,000万円の市費を投じて、意義あることとして続けるべきことなのかと考えたとき、市民の理解は得られにくく、地域福祉の充実を図るために優先的にやるべきことがほかにあると考えますと、やむなく廃止の条例に反省せざるを得ません。 ただ、廃止に際しては、この学校で学び、現在医療現場で力を発揮している学校に愛着を持った卒業生もたくさんいますので、看護専門学校の事業の成果を検証し、今後の地域福祉の充実につなげることが必要です。 仕事から離れてしまっている市内の看護師を掘り起こして、現場に復帰できるようスキルアップしていくことを行っていくという市の案は、東京都にも働きかけ、実施に向けていただきたいと思っております。 また、看護専門学校の受け入れ先がある状況も見えてきていますので、引き続き医師会と協議を続けていただくことを要望いたします。 また、在校生に対しては大きな期待、希望を将来に抱き受験し、勉強に励んでいます。閉校に向かう中で、その希望の思いが失せることのないように、最後まで丁寧な指導や、社会へ送り出す努力を続けていただくことを強く求めます。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--米村議員。
◆29番(米村弘君) 本議案は、さきの本会議におきまして厚生産業委員会に付託されたものでございます。 ただいまの委員長の報告によれば、本条例は委員会において瑕疵なく審議が尽くされたものと認められる。したがいまして、委員長報告を適当なものと考えます。 念のため申し上げますけれども、審議を行うのは委員会の中であって、ここは委員長報告に対しての論評でございますので、余りに内容にわたって論議すべきでないということをつけ加えておきます。 以上です。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第81号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、議案第81号は委員長報告のとおり可決されました。
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△日程第8
環境建設委員会審査意見報告
△陳情第4号 市長の指導監督を求める陳情
○議長(
太田光久君) 次に、日程第8
環境建設委員会審査意見報告 陳情第4号 市長の指導監督を求める陳情を議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。浅川委員長。 〔21番 浅川修一君登壇〕
◆21番(浅川修一君) 環境建設委員会の
審査意見報告を申し上げます。 平成21年第3回
立川市議会定例会におきまして、本委員会に付託された事件につきまして審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により報告いたします。 陳情第4号 市長の指導監督を求める陳情、審査の結果、全会一致で不採択すべきものと決定いたしました。 以上です。よろしく御審議くださいますようお願いします。
○議長(
太田光久君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論、採決を行います。 陳情第4号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより陳情第4号を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。 本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第4号は委員長報告のとおり不採択されました。
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△日程第9
文教委員会審査意見報告
△議案第78号 立川市
図書館条例の一部を改正する条例
△陳情第5号 図書館に専門的職員を継続的に確保することを求める陳情
○議長(
太田光久君) 次に、日程第9
文教委員会審査意見報告 議案第78号 立川市
図書館条例の一部を改正する条例及び陳情第5号 図書館に専門的職員を継続的に確保することを求める陳情、以上2件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。古屋委員長。 〔10番 古屋直彦君登壇〕
◆10番(古屋直彦君) それでは、文教委員会の
審査意見報告を行います。 平成21年第3回
立川市議会定例会におきまして、本委員会に付託されました事件について審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により報告いたします。 議案第78号 立川市
図書館条例の一部を改正する条例については、可決すべきものと決定いたしました。 本議案については、多くの委員から質疑がなされました。若干報告いたします。 委員の質問により、まず、この導入する2館には小規模館から1館、幸図書館、中規模館から1館、錦図書館という答弁がなされました。また、サービス評価を客観的にすべきとの質疑に対し、今やっているサービスはこれからもやると、利用者、考える会からも意見を聞くとの答弁がありました。 また、小中学校との連携や自治大学、国の施設との連携を図るべきとの質問に対しては、今までもやっているし今後もやっていくという答弁がございました。 また、市が直営でできるのではないかとの質問には、コストや労働条件で問題があったが、組合協議を無視していないとの答弁がありました。 また、仕様書、要求水準書を明らかにすべきとの質問には、時期が来たら公開するとの答弁がありました。 また、職員、人の入れかわりが心配である、専門的な職員が育つかとの質問があり、それに対しては、専門職の人材育成に努めるとの答弁がございました。 また、討論の中では、指定管理者の導入に反対する討論が2名の方から、中身については図書館の継続的、安定的な経営に問題があるのではないか、また、人の定着率の問題やワーキングプアになるのではないかなどがありました。 また、指定管理者導入に賛成する立場の討論としては、3名の委員から、市民に対し十分な説明をし、不安を払拭してきたことに対し評価する。 また、この導入により開館日の拡大、開館時間の延長、資料を充実させて市民サービスを向上すべきであると、また、それによってコストを削減するべきであるとありました。 また、障害者サービスをより向上すべき、市民の意見を聞き、市民サービスの向上を図るべきである。 また、民間ができることは民間でやるべき、また、指定管理者の導入のスピードが遅いなどの討論がありました。 以上の結果、7名の委員中5名の委員の賛成をもって、議案第78号については可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第5号 図書館に専門職員を継続的に確保することを求める陳情については、全委員の一致で採択すべきものと決定いたしました。 以上、御報告いたします。 よろしく御審議くださいますようお願いします。
○議長(
太田光久君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第78号について討論はありませんか。
--五十嵐議員。
◆3番(五十嵐けん君) 私は、社会民主党・みどり立川・市民の党を代表いたしまして、議案第78号 立川市
図書館条例の一部を改正する条例に反対ですので、この条例の一部改正を可決とする文教委員長の報告に対して反対の立場で討論をいたします。 立川市は、まず八つの地区図書館から指定管理者制度を導入し、将来的に中央図書館にも導入を目指すという図書館見直し方針を出しましたが、この方針は、市民や議会の反対で撤回された柴崎図書館の廃館問題のときと同様に、図書館協議会や図書館ボランティア団体などの関連団体、図書館利用者などの市民に事前に意見をほとんど聞かずに、また、図書館職員などの現場の反対する声を押し切って、トップダウンで強引に決められたものです。 また、コスト論ありきで、中長期的に立川市の図書館がどうあるべきかという理念や、図書館政策が欠如していたために、各地区で行われたこの見直し方針の説明会では、拙速な指定管理者制度の導入に対して反対の意見が続出し、市の意見募集、パブリックコメントでも方針に賛成する意見はほとんどありませんでした。 さらに、昨年の6月の立川市議会でも、立川の図書館を考える会の方々が提出した図書館のあり方について、市民の声を踏まえて十分検討することを求める陳情が賛成多数で採決されております。 図書館への指定管理者制度を導入するという市の方針に対する市民の反対や慎重を求める声によって、市の方針は地区館4館への段階的導入、さらに地区館2館への試行的導入へと変わり、中央図書館には導入しないということになりましたが、この事実は、最初の図書館見直し方針が市の職員の削減を主な目的として、拙速に出されたものかということを如実にあらわしております。 指定管理者制度とは、2003年9月の
地方自治法の一部を改正する法律の施行によって、それまで地方公共団体や外郭団体に限定されていた公の施設の管理・運営を、株式会社を初めとした営利企業、財団法人、NPO法人、市民グループなどの民間事業者も含めた幅広い団体に行わせることができる制度です。 立川市でも駐車場、駐輪場、斎場などに既に指定管理者制度が導入されており、私自身は、これらの施設への導入には賛成してきました。 しかし、そもそも無償を原則とする図書館事業は、指定管理者制度になじむものではありません。利益を生む事業ではない図書館事業について、民間よりも自治体にノウハウはあり、指定管理者制度を導入している自治体はまだ少なく、経験も浅く、社会教育機関としても、これからの新しい情報提供機関としても、その役割を果たせるか疑問です。 特に指定管理者制度の導入によるコストの削減の源泉は、指定管理者になった民間企業が利益を上げようとするために、労働コストを低く抑えるということです。つまり、そこで働く人が契約社員、派遣社員、短時間の臨時職員などの非正規社員や、パートやアルバイトになり低賃金、不安定雇用になります。 もちろん待遇がよいわけではありませんので、入れかわりが多く、スタッフの定着率も悪いので、仕事へのモチベーションも当然低くなります。よって安定性を欠き、高い専門性や蓄積性を求められる図書館事業になじまないばかりか、かえってサービスの低下を招く危険性が高いと考えられます。 また、3年から5年ごとに指定管理者が変わってしまえば、図書館員はすべて入れかわり、立川市のそれぞれの地域のニーズに合った選書や住民要望に基づくサービス改善や、学校、保育園、幼稚園や地域学習館との連携がスムーズにできなくなり、30年培ってきた立川市の図書館事業の継続性、蓄積性、安定性を守ることが困難になります。 経験豊かな図書館員がいなければ、子どもたちによい本を薦めてくれたり、調べものやレファレンスを的確に解決してくれる人がいなくなるのではないでしょうか。今まで長年の信頼関係のもとに市の図書館事業に手弁当で協力してきた読書関連ボランティアの方たちは、営利追求の民間業者にも無給で協力してくれるかという問題もあります。 さらに、前の指定管理者が継続して図書館事業を落札できなければ、そこで働く低賃金、不安定雇用の非正規社員は職を失うことが多く、指定管理者の図書館事業に携わる人材の入れかわりはさらに激しくなる。業界としても構造的に安定性を欠くことになります。 指定管理者制度を導入しても、発展性のある図書館事業につながっていかないことや、図書館の自立性、独立性の確保が保障されず、図書館の自由が脅かされることは目に見えています。 さらにまた、図書館は図書の貸し出しなどを通じて、利用者の思想や心情が類推されるという高度な個人情報を取り扱う施設であり、厳密にプライバシーが守られなければなりません。情報流出が起きたら責任はだれがとるのでしょうか。 前鳥取県知事で慶応大学教授の片山善博さんがある雑誌で、 公共図書館は基本的インフラストラクチャーと位置づけられるもので、ないよりはあったほうがいいというような上乗せサービスの部類ではありません。義務教育として小中学校と同じに位置づけられるものです。 公立の小中学校に指定管理者制度を導入して、市立学校や塾なりを指定管理者にするということは可能かもしれませんが、そういう問題提起や議論は起きていないでしょう。それは、義務教育が親にお金のない子どもでも、そうでない子供でも、同じ条件のもとで必要な自立支援をする公的サービスの中核だからです。 公立図書館も、そういういわば格差是正の要素を持つ行政が必ず提供しなければならない施設ですから、競争原理を働かせて無理なコストダウンなどはそもそもなじみません。 サービス面で問題があるとしたら、それはそういう運営しかしていない自治体がとるべき責任だと思います。 例えば、公立の図書館にちゃんとした専門家である司書を置かないで、行政職から順繰りで何年か派遣しているケースなどが指摘されていますが、小学校にきちんとした教員を置かないで、同様なことをする自治体があったとしたら、そもそも自治体として失格なのと同じことです。--と図書館に指定管理者制度を導入すべきではないと明快に語っておられました。 図書館は、ただ単に本の貸し出しだけを行う施設ではなく、社会教育機関として、さらに情報提供機関として住民のさまざまな課題を解決していく機関であり、そのためには経験豊富な専門的な知識を身につけた図書館職員こそが必要です。 図書館の基本的機能は情報提供であり、その業務は多様なレファレンスサービスや児童サービスやハンディキャップサービスなど多岐に広がり、単なる図書の貸し出しや本の資料を紹介することにとどまらない時代になってきています。 このように考えていくと、今後、図書館職員には本の貸し出しや整理だけではなく、専門的な知識と継続的な経験とを兼ね備えた人材がどうしても必要であり、そのような人材が日々の研さんによって、さらにスキルを高めることが求められています。 質の低下を招き、ワーキングプアを生み出すとされ、市民や図書館関連市民団体から反対を求める声が多い拙速な地区図書館への指定管理者制度の導入は、避けるべきであろうと考えます。 また、2009年8月に我が市の図書館協議会から答申された「立川市図書館における新たな図書館行政の展開に向けて」の中には、 行政の責任において、市職員としての司書を継続的に採用・配置し、地区図書館も含め、図書館政策を立案、実行できる人材を確保することが何より重要です。 現在、地区図書館への指定管理者制度の導入の方針が出されていますが、公共図書館への導入に対する弊害も指摘されており、慎重な対応が求められています。特に、指定管理者制度では、図書館業務に精通した経験豊かな職員を継続的かつ安定的に確保することが難しい状況にあることが指摘されています。この指摘を踏まえ、指定管理者制度の導入については、メリット・デメリットについて、先例などを参考にして十分に検討する必要があります。 市の職員が責任をもって運営する図書館のあり方を市民サービス向上の観点から、検討すべきであると思います。--という記述もなされています。 市は、この答申を真摯に受けるべきです。 よって、立川市では安易な指定管理者制度の導入よりも、以前から提案してきましたが、全国一の図書館行政を行っている浦安市のような少数精鋭の正規専門職員の配置による図書館運営による図書館行政の充実と、行財政改革を両立させる道を探るべきであると考えますので、図書館に指定管理者制度の導入を可能とする本議案78号には断固反対をいたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--木原議員。
◆9番(木原宏君) 私は、たちかわ自民党を代表して、議案第78号 立川市
図書館条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。 本条例改正は、これまで説明があったように、図書館に指定管理者制度導入を可能とするものでありますが、市は昨年2月に図書館の見直し方針策定以来、パブリックコメントや地域説明会、報告会等を丁寧に重ね、また指摘された課題事項について不安等の払拭、検証に鋭意努めてきたと感じております。 本市図書館行政の大きな課題は、全国的な指標からも見られるように、利用登録者の低さと職員数の多さから来る人件費負担であると考えます。特に市民サービスの向上は絶対条件であり、したがいまして、本市の図書館は、今後開館日の拡大、開館時間の延長、また、資料を充実させて市民サービスの向上を図り、利用者をふやすこと。そして、人件費を中心にコストの削減を図ることに徹底して取り組むことが求められております。 そのためには、図書館への指定管理者制度導入は有効な手法であると考え、本条例に賛成するものであります。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--稲橋議員。
◆8番(
稲橋ゆみ子君) 私は、議案第78号 立川市
図書館条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論いたします。 当初、8館の地域図書館の導入計画から試行的2館の導入とし、3年間の検証を行い、さまざまな弊害が生じた場合については、現状の直営に戻すという考えに至った歩み寄りの努力は評価いたします。また、図書館協議会からの「立川市図書館における新たな図書館行政の展開に向けて」の答申を最大限生かしていくという姿勢も評価しております。 しかしながら、文科省の提言や衆議院の附帯決議や日本図書館協会のコメントにより、図書館の指定管理者制度の導入には、弊害があることやそぐわないことが指摘されています。また、不安定な働き方をつくり出してしまう危険性もあります。 「立川市図書館における新たな図書館行政の展開に向けて」の答申を受け、今年度末にまとめられる新図書館行政計画の策定が見えてきた中で、職員の働き方の転換や意識改革をまず進めるべきと考えます。 今回、図書館における低コスト、高サービスを目指した改正になるわけですが、図書館の場合、適正コストと市民と協働でつくるサービスの道を検討するべきと考えます。 今回の提案については、時期尚早と考え反対いたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はございませんか。--討論はないものと認め、これより議案第78号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、議案第78号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、陳情第5号について討論はありませんか。
--五十嵐議員。
◆3番(五十嵐けん君) 私は、陳情第5号 図書館に専門的職員を継続的に確保することを求める陳情に賛成ですので、この陳情を採択し、市長あてに送付すべきもと決定した文教委員長の報告に賛成の立場で討論いたします。 立川市の図書館行政におけるサービスのレベルは、全国的に見て決して低いほうではありませんが、立川市の図書館では、数名の専門職員以外の一般職員は3年から5年でころころ変わることが多く、定着率と司書率が低く、仕事になれてくると異動という状況で、仕事の専門性を考えると相当効率が悪くなっていると考えられます。 図書館職員在任中にせっかく司書資格を取得しても、すぐ人事異動になってしまうという例も少なくないという声もよく聞かれ、数名の専門職員が退職してしまった後の専門性の低下が危惧されております。 それに比べて全国一と言われる千葉県浦安市の図書館職員は、全員が司書資格を持ち、原則、異動のない専門職として働き、利用者の声を吸い上げ、おのおのの統計をしっかりととって分析し、その評価を適切に行い、次の施策に生かしながらさまざまな先進的な図書館サービスを行っています。 このことこそが全国トップレベルの図書館行政を実施し、立川市よりも20人も少ない正規職員、約2億9,000万円も少ない図書館費であるにもかかわらず、資料購入費は2倍近く多く、各種サービスにおいても数倍充実をしております。 図書館の基本的機能は情報提供であり、その業務は多様なレファレンスサービスや児童サービスやハンディキャップサービスなど多岐に広がり、単なる図書の貸し出しや本や資料を紹介することにとどまらない次代に突入しております。 ゆえに図書館員は、ただ単に本に精通しているだけではなく、市民の知る権利や学習権を保障することはもちろんのこと、政治経済、法律、環境、文化、歴史、医療、健康、介護、子育て、教育、IT、諸権利、市のさまざまな制度を含めた社会問題にも詳しくなければ勤まらないと考えております。 ありとあらゆる分野にわたる市民のさまざまな問題を解決していくための情報基盤施設としての図書館サービスをするためには、優秀な図書館職員という人材がどうしても必要である。その人材を育成することも重要になってきています。 このように考えていくと、今後図書館職員には、本の貸し出しや整理だけではなく、図書館行政に携わることが天職であり、市民に役立つための労苦を惜しまない情熱を持ち、専門的な知識と継続的な経験とを兼ね備えた人材がどうしても必要です。 図書館専門職の必要性が高まり、図書館職員の質が問われることを考えれば、全国一と言われる図書館行政を展開している千葉県浦安市のような、少数精鋭正規専門職員の配置による図書館運営による図書館行政の充実と、行財政改革を両立させていくことがベストだと考えております。 よって、この陳情第5号 図書館に専門的職員を継続的に確保することを求める陳情に賛成し、市がそのようにターンテーブルをしっかりつくって、専門的職員を継続的にふやしていくことを大きく要望するものであります。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより陳情第5号を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。 本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第5号は委員長報告のとおり採択されました。 暫時休憩いたします。 〔休憩 午後0時2分〕
--------------------------------------- 〔開議 午後1時0分〕
○議長(
太田光久君) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。 なお、審議に当たり、牛嶋議員におかれましては、挙手による表決を認めます。
---------------------------------------
△日程10
決算特別委員会審査意見報告
△議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算
△議案第69号 平成20年度立川市
特別会計競輪事業歳入歳出決算
△議案第70号 平成20年度立川市
特別会計国民健康保険事業歳入歳出決算
△議案第71号 平成20年度立川市
特別会計下水道事業歳入歳出決算
△議案第72号 平成20年度立川市
特別会計駐車場事業歳入歳出決算
△議案第73号 平成20年度立川市
特別会計受託水道事業歳入歳出決算
△議案第74号 平成20年度立川市
特別会計老人保健医療事業歳入歳出決算
△議案第75号 平成20年度立川市
特別会計介護保険事業歳入歳出決算
△議案第76号 平成20年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算
○議長(
太田光久君) 次に、日程10
決算特別委員会審査意見報告 議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算、議案第69号 平成20年度立川市特別競輪事業歳入歳出決算、議案第70号 平成20年度立川市
特別会計国民健康保険事業歳入歳出決算、議案第71号 平成20年度立川市
特別会計下水道事業歳入歳出決算、議案第72号 平成20年度立川市
特別会計駐車場事業歳入歳出決算、議案第73号 平成20年度立川市
特別会計受託水道事業歳入歳出決算、議案第74号 平成20年度立川市
特別会計老人保健医療事業歳入歳出決算、議案第75号 平成20年度立川市
特別会計介護保険事業歳入歳出決算、議案第76号 平成20年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算、以上9件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。田中委員長。 〔15番 田中清勝君登壇〕
◆15番(田中清勝君) それでは、決算特別委員会の
審査意見報告を申し上げます。 平成21年第3回市議会定例会におきまして、本委員会に付託されました平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算ほか各特別会計決算8件につきましては、9月14日から17日までの4日間にわたり、慎重に審査いたしました結果、いずれも認定すべきものと決定いたしましたので、会議規則第101条の規定によりまして御報告申し上げます。 最初に、審査の方法につきまして申し上げますと、一般会計と特別会計にかかわります共通の問題について質疑を行い、その後、一般会計につきましては歳入から各款別に、また特別会計につきましては会計別にそれぞれ質疑を行いまして、最終日に各会計ごとに討論、採決を行うという方法をとらせていただきました。 また、会議の運営として、従前と同様に質疑時間の持ち時間制を実施いたしましたことを申し添えさせていただきます。 初めに、各会計にまたがります共通の問題といたしましては、原油高騰の燃料費への影響、行財政改革の状況、電子行政について、不納欠損額と収入未済額、公共施設の耐震化と改修、臨時職員の賃金の問題などについて、7名の委員から多岐にわたって質疑がございました。 また、債権処理のためのプロジェクトや不正経理を防ぐ仕組みづくりを求める御意見がございました。 次に、歳入第1款 市税につきましては、各税目の増減の内容、収納業務の費用対効果、収入の見通しについての質疑や、収納率の向上を求める御意見がございました。 第4款 配当割交付金では、上場株式関連の歳入の減少についての質疑がございました。 第13款 使用料及び手数料では、体育館個人入場料の問題、ごみ処理手数料の内訳などについての質疑や、住宅使用料の徴収努力や建築確認事務の充実を求める意見がございました。 第15款 都支出金では、オリンピックムーブメント共同推進事業についての質疑がございました。 第16款 財産収入では、未利用地の売り払いや、土地売払収入の減額についての質疑がございました。 第17款 寄附金では、立川市におけるふるさと納税の検討内容についての質疑や、多額の寄附金に対する取り扱いについての再検討を求める御意見がございました。 第20款 諸収入では、広告料収入の内訳、施設のネーミングライツ、くるりんバスの広告収入の検討内容について、弁償金の具体的内容、プール水道料金等返納金、有価物売り払いの内容などについての質疑がございました。 続きまして、歳出でございますが、第1款 議会費では、政治倫理審査会委員謝礼、議会報発行事務、インターネット用会議録検索システム、
事務局職員の事務分掌などについて質疑がございました。 第2款 総務費では、自転車対策、経営改革プランの達成度、窓口サービス、職員研修、ファイリングシステム再構築、AEDの設置、市政アドバイザー事業、公用車の管理などについて、各委員から大変多くの質疑がございました。 また、不用額の説明の仕方の検討や接遇改善への努力、自治会については支援策の検討や組織の活用、加入率の向上を求める意見がございました。 このほか、女性総合センターの利用状況や職員給与の実態について、モノレールの減免、適正な市債、庁舎建設事業の繰り越し、公平委員会の運営、ホームページの運営、契約制度などについて、多岐にわたる質疑が交わされました。 第3款 民生費では、緊急一時保護事業、ファミリーサポートセンター事業、成年後見福祉サービス総合支援事業、保育園の民営化、地域包括支援センター事業、生活保護などについて、各委員から質疑がございました。 また、障害者自立支援法への対応、病児保育の早期充実、父子家庭の実態把握、高齢者リフレッシュ支援事業のPR、子どもの安心・安全な場所の提供、たまがわ・みらいパークの有効活用を求める御意見がございました。 このほか児童館の運営状況、夢育て・たちかわ子ども21プラン、福祉会館等管理運営、障害者・高齢者の緊急通報システム、民生児童委員、義務教育就学児医療費助成制度、幸児童館の指定管理などについて質疑がなされました。 第4款 衛生費では、環境家計簿、中央線の騒音問題、がん検診、妊産婦健康診査事業、地域猫、ごみの減量や清掃工場の事故原因などについて質疑がございました。 また、環境問題への取り組みやごみ減量の市民への呼びかけ、喫煙対策の周知、粗大ごみ処理券の工夫や斎場管理の改善への努力、健康会館や休日診療事業の充実を求める御意見がございました。 第5款 労働費では、若年者就業支援事業の課題と成果について質疑がございました。 第6款 農林費では、農業振興のための施策、国有農地の管理、肥培管理などについての御質疑や、ファーマーズセンターの設立を求める御意見がございました。 第7款 商工費では、商店街空き店舗対策モデル事業、市民農園、商店街ICカードモデル事業、消費生活相談員、悪質商法撃退事業、商店街の装飾灯、中心市街地活性化、輝く個店振興事業、フィルムコミッション事業の実績などについて質疑がございました。 また、根川緑道やサンサンロードの整備を求める御意見がございました。 第8款 土木費では、道路整備と交通渋滞の解消、道路の雨水排水処理、南口デッキ、公園の遊具点検、コミュニティバス、マンション管理の適正化、民間住宅耐震化推進事業、緑化推進協力員の問題などについて質疑がございました。 また公園の整備、健康遊具の設置、南口区画整理事業終息への努力を求める御意見がございました。 第9款 消防費では、家具転倒防止器具の啓発、消防団の運営、防災備蓄倉庫と地域配備型消火器の不用額、防災無線のデジタル化、防災マップなどについての質疑が交わされました。 また、市民防災組織拡大への努力や、防災訓練への市職員の参加を求める御意見がございました。 第10款 教育費では、八ヶ岳山荘の管理、中学校の給食、教育費の父母負担、私立幼稚園の補助、第一小学校の建てかえ、学校のトイレ清掃のあり方、中学校の部活動などについて、各委員から多岐にわたっての質疑がございました。 また、スケートパークの運営、特別支援学級の介助員の充実、小学校の芝生化の推進、学校予算の効率的な執行を求める御意見がございました。 このほか図書館の見直し方針と管理運営、学校裏サイトの問題、適応指導教室の成果などについて質疑がなされました。 次に、特別会計でございますが、競輪事業会計につきましては、ドリームくじの状況と今後の展開、ネーミングライツなどについて質疑がございました。 また、周辺対策協議会の指導や地上デジタル対策の周知徹底を求める御意見がございました。 国民健康保険事業会計につきましては、資格証明書の交付、保険料の収納率低下などについての質疑や、収納対策への努力を求める御意見がございました。 介護保険事業会計につきましては、介護サービス利用料負担軽減事業などについて質疑がございました。 そのほか後期高齢者医療事業会計につきましては、制度創設に伴う事前説明や、見直しによる事務量などについて質疑がございました。 以上、審査の過程で各委員から出された御意見の一端を紹介させていただきました。 続きまして、各会計決算の討論、採決を行ったわけでございますが、議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算につきましては、2名の委員から反対の立場で討論が、また一方で、3名の委員から賛成の立場で討論が行われ、起立採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第69号 競輪事業につきましては、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 議案第70号 国民健康保険事業につきましては、2名の委員から反対の立場で討論が行われ、起立採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。 議案第71号の下水道事業、議案第72号 駐車場事業、議案第73号の受託水道事業、議案第74号の老人保健医療事業、議案第75号の介護保険事業の各特別会計につきましては、全会一致でいずれも認定すべきものと決定いたしました。 議案第76号 平成20年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算につきましては、1名の委員から反対の立場で討論が行われ、起立採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。 また、早川委員から、
一般会計歳入歳出決算につきまして、少数意見の留保が行われておりますので、申し添えさせていただきます。 最後に、限られた4日間という日程の中、質疑の持ち時間制という取り組みにも御協力をいただきながら、精力的に審査を行い、議事運営に御協力いただきましたことに感謝を申し上げまして、決算特別委員会からの報告とさせていただきます。
○議長(
太田光久君) 次に、少数意見の報告を求めます。早川議員。 〔1番 早川 輝君登壇〕
◆1番(早川輝君) 9月17日の決算特別委員会において、議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算について、少数意見を留保いたしましたので、会議規則第99条2項の規定により、下記のとおり報告いたします。 2008年の厚生労働省の国民生活基礎調査では、「生活が苦しい」と答えた世帯が57.2%に達しました。2008年には格差と貧困の増大、ワーキングプア、ネットカフェ難民などが大きな社会問題となっていました。 この根底には、労働法制の改悪のもとでの非正規労働者の増大や日雇い派遣など、人間らしい雇用の破壊があります。さらに、原油価格の高騰、食料品などの相次ぐ値上げが庶民の暮らしを直撃していました。 こうした状況のもとで、市長が初めて編成した2008年度(平成20年度)予算はどうだったでしょうか。 妊産婦健診の公費負担を2回から5回にふやしたことや、特定健診に含まれない項目を一般健診事業として実施したこと、廃止された高齢者保養施設利用助成を高齢者リフレッシュ支援事業として実施したこと、老朽化した公共施設の緊急修繕や耐震診断調査、小中学校の耐震補強工事や修繕、民間住宅の耐震診断助成、輝く個店振興事業、小中学校への特別支援教育支援員の派遣等々、私たちも、市民とともに要望し、議会でも提案してきた施策が盛り込まれたことは評価いたします。 しかし、私たちは、急ぐべきは新庁舎の建設ではなく、市民の暮らしや公共施設の耐震化こそ優先すべきと主張してきましたが、2008年度は新庁舎建設が始まる一方で、第一小学校の建てかえを初め、市民が利用する公共施設の耐震診断・補強工事は、計画さえもこれからという状況です。 本市の財政状況を見ると、2003年度末(平成15年度末)952億円あった借金を2008年度末(平成20年度末)には763億円と189億円も減らしつつ、同じ期間に財政調整基金を33億円も積み増ししました。 こうした状況から見て、妊産婦健診や高齢者リフレッシュ支援事業をさらに上積み、改善することや、民間住宅耐震補強工事への助成を昨年度予算に盛り込むことは、十分可能だったのではないでしょうか。 また、国民健康保険会計への繰り入れは後期高齢者医療、老人医療への繰り入れの増加を差し引きしても、6億6,000万円も減少しました。市民の暮らしのために必要な繰り出しは行い、多摩の自治体の多くが国保料の値上げを回避したように、値上げはやめるべきでした。 次に、公立保育園の民営化についてですが、本市の公立保育園の質の高さは市も認めているところであり、誇りにすべきものであります。また、市民の財産です。財源捻出のための民営化は、絶対に行うべきではありません。 また、地区図書館への指定管理者制度の導入は、短期間で管理者が変わるために継続性がなくなることや個人情報の漏えいなど、さまざまな問題点が指摘されており、やめるべきです。 さらに、看護専門学校の廃止については、この事業は立川市が誇るべきものであり、議会での請願採択を尊重し、存続させるべきです。 防災訓練への自衛隊の参加は、自治体や住民の防災力の向上を妨げることになり、国民保護計画の策定は、国家的統制を強めるものであり、これらも行うべきではありませんでした。 また、中心市街地活性化対策は、従来の計画に基づいて事業が行われています。市は、国の法律改正に合わせて中心市街地活性化計画検討調査を行っていますが、国の認定を受けるかどうかも決まっていないまま2年連続で調査というのは不適切な予算執行と言わざるを得ません。 南口のデッキ工事は、2年連続で未執行となり、急ぐ必要のない事業でした。 最後に繰り返しますが、今、地方自治体に求められているのは、国や都に対して格差や貧困の解消に向けた抜本的な対策を求めるとともに、厳しい暮らしを強いられている市民に温かい支援の手を差し伸べることではないでしょうか。 以上意見を述べ、議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算の認定に反対します。
○議長(
太田光久君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第68号について討論はありませんか。--矢島議員。
◆22番(矢島重治君) 私は、議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論をします。 自民・公明政権が進めた新自由主義市場経済万能主義に基づく構造改革、規制緩和、労働法制改悪は、低賃金、劣悪な労働条件、不安定な雇用で働く労働者を数多く生み出し、多くの貧困層をつくり出しました。 また、社会保障費を毎年2,200億円削減は、後期高齢者医療制度や障害者自立支援法などと相まって、福祉、介護、医療のサービスを後退させ、低下させ、負担を増加させました。 このような経済社会情勢の中で編成された2008年度予算でしたが、2008年の秋から始まったアメリカ合衆国の金融商品の破綻に端を発した世界同時不況は、派遣切りに代表される大量首切り、大量の失業者をつくり出し、さらに事態は深刻なことになっています。 また、生活保護の母子加算の廃止は、母子世帯の生活をますます苦しいものにし、立川市でも実施された国民健康保険料の値上げは、ますます市民生活を脅かして苦しいものにしています。 このような中で、市民に一番近い基礎自治体である立川市の役割は、政府の政策に迎合するのではなく、市民の命と生活と権利を守ることを第一としなければなりません。福祉、介護、医療サービスを向上させるとともに、生活困窮者に対する就労支援、生活支援、住宅支援を充実させることが必要です。 年末年始に派遣切りなどによる生活困窮者に対する窓口サービスを設置し対応したことは、評価するところでありますが、大変に不十分であったと言わざるを得ません。住宅支援など市費を使って事業を充実させることが必要であったのではないかと思います。 次に、地区図書館の指定管理者導入と公立保育園の民営化についてです。数多くの説明会が実施されました。しかし、多くの市民、とりわけ図書館のボランティアの方々や保育園の保護者の方たちは納得はしないままに、地区図書館の指定管理者導入や保育園の民営化が強行されつつあります。 まず、経営改革プランありきで、市長の揺るがぬ決意が言われておりますけれども、それは市民の意見を謙虚に、かつ真摯に聞く耳を持たないということではないのではないでしょうか。これでは説明会を何度実施しても、市民は納得しないと思います。 図書館サービスの向上は、選書やレファレンスサービスの充実など、質の向上にこそ求められるべきです。 また、公立保育園の民営化は、総じて保育水準の低下につながるものであり反対です。保育園の待機児解消は、認可保育園の新設と増設によって行われるべきです。 次に、清掃工場の事故についてです。3月に耐火れんががはがれ落ちて、冷却用のパイプが破損するという事故が起こりました。 この事故から導き出される教訓は二つあると、私は思います。第1は、入札制度の問題として価格とともにその品質の確保が重要だということです。業務委託の場合、そこで働く労働者の専門性や熟練度をどのように確保するのかということが大変必要になっていると思います。 私は、長年主張してきた公契約条例の必要性がますます明らかになってきていると思います。最近のことですが、千葉県野田市では、公契約条例が制定されたと聞いています。立川市もいつまでも検討課題ということではなく、ぜひこれに向けて前に踏み出していただきたいと念願するところです。 第2は、安易な民間委託はかえって経費をかけるということです。少なくとも民間に委託した業務をチェックすることができる専門的な市職員の配置が必要であると考えます。 次に、放置自転車対策は不十分さを残しつつも評価したいと思います。今年度策定している自転車総合計画のさらなる充実を望むところです。 ごみの減量の取り組みについても評価いたします。今年度には、5年で50%削減計画が提案されておりますが、その実現のために具体的各種施策を実施していただきたいと思います。 各種施策について、それぞれの担当職員の努力は評価するところであります。しかし、国の施策に追随し、市民の命と生活と権利を守る立場に立とうと立ち切れないでいる市政と、2008年度の決算には到底認定することができません。 したがって、私は、議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算の認定に反対をいたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--稲橋議員。
◆8番(
稲橋ゆみ子君) 私は、議案第68号 平成20年度立川市
一般会計歳入歳出決算に対し、賛成の立場で討論いたします。 20年度は、アメリカの金融問題のサブプライムローンによる日本への影響が、企業の雇用の実態を浮き彫りにし、若い人を初めとした多くの労働者たちを雇いどめに追い込み、年末には住まいもなく年を越せない人たちのために、NPO等の支援でのテント村ができました。 この異常事態に対し政府の緊急対応は遅く、この経済情勢を予測できなかった政府への不信感は大きく膨らみました。 立川市におきましては、中小企業に対して早急な対応を行い、年末から年始にかけて相談が行える体制をとったことは評価いたします。 子どもプランにつきましては、第3次基本計画に向けて推進協議会とともにプランの検証をし、次世代育成後期計画策定に向けた準備をいち早く進めたことを評価しており、市民と協働で政策の骨子をつくるということや、市民が進捗状況をチェックすることは、市民自治を進める上でも大変重要なことであると考えます。このような仕組みを、今後ともさまざまな分野で取り組みをしていただくよう要望いたします。 環境におきましては、第2次環境行動計画に基づいて策定した地域省エネルギービジョンに基づいたアクションプランとしての市民への啓発や、エコパートナーの育成及び協働や、CO2削減に向けた積極的な姿勢で進められたことを評価いたします。 環境対策課が主軸となり、市民を巻き込み全庁的な取り組みができるよう、今後に大きく期待いたします。 清掃工場の移転問題に伴う焼却炉の老朽化及び事業者の変更による混乱等、問題は山積みとされました。周辺住民への健康被害を出さないこと、また、協定書を守れなかったことへの対応に最大限の努力をしていただくことを切に願います。 ごみ減量に対しては、有料化を進める以前に減量対策で、前年より減少させている努力は評価いたしますが、立川市の特徴とした中小企業や大型量販店や国の出先機関、病院等が混在していることから、きめ細かい対応、対策が今後の50%のごみ減量削減への大きなかぎとなり、焼却炉の延命にもつながることになりますので、引き続きの努力をお願いいたします。 教育現場におきましては、図書支援指導員の配置により学校図書館の環境を変え、子どもたちの居場所や本の活用に大きく役立ったことは評価をいたします。今後、日数の拡大や地域図書館との連携・強化に伴う業務内容の充実、また、中学校への支援員の導入を早急に進め、一人一人の学びの支援に役立てていただくことを要望いたします。 まちづくりとしましては、将来を見据えた景観行政団体になるための景観計画の策定を始めたことは評価しております。立川ならではの地域性や環境を保全するためのまちづくりとなる計画づくりに大きな期待をしております。 開発につきましては、新庁舎周辺立川駅北口西地区の再開発、立川駅西側新自由通路等々、これからも着手していく計画となっていますが、財政が厳しい折、将来的な負担が市民にどの程度かかってくるのか、開発に伴う将来にわたる財政計画を明確に市民に示すべきです。 現在進めている開発事業に関して、甘い将来予測では市民の負担が増大することになりかねません。財政の健全化を目指した経営改革プランに伴い、職員数の削減を目指した民営化や指定管理者制度導入が進められていますが、プランありきではなく社会情勢や将来的影響を想定し、市民の意見を聞きながら進めていくべきです。 事業の検証を行い、市民サービスの低下につながる場合は、直営にしていくという考えを基本にしていただくことを要望いたします。 市民の生活を最大限考えた行政経営を行っていただくことを強く願い、賛成の討論といたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第68号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、議案第68号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第69号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第69号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第70号について討論はありませんか。
--五十嵐議員。
◆3番(五十嵐けん君) 私は、社会民主党・みどり立川・市民の党の会派を代表して、議案第70号 平成20年度立川市
特別会計国民健康保険事業歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論をいたします。 小泉政権から続く新自由主義に基づく構造改革によって、資産と所得の二極化が進み、格差社会が広がる中で多くの国民、一般市民は大変苦しい生活を強いられております。 さらに労働者の賃金が伸び悩む中で、恒久減税と言われていた定率減税が全廃され、各種控除の廃止や年金保険料の引き上げなどの増税によって格差社会がさらに深刻になり、貧困層が増加しています。 このような市民を取り巻く情勢の中で、立川市の任務は拡大する格差を是正し、貧困化に歯どめをかけることです。既に立川市では、2003年度からの4年間で約7億4,630万円の負担増が国民健康保険料の値上げによって生じており、被保険者世帯の家計を直撃してきました。 2007年度においては、経済状況から市長の英断で値上げが据え置かれましたが、2008年度は、景気の状況が不安定であるにもかかわらず、約2億6,000万円から2億7,000万円の規模の負担増となる国民健康保険料の値上げが行われました。 そもそも保険料で急増する医療給付を賄うのは無理があり、国が補助率を下げたために、構造的に市町村が一般会計から繰り出しをしなければならないようになっています。そのような構造的な欠陥があるとはいえ、低所得者層を中心とする被保険者に保険料の値上げを押しつけるべきではありません。 そもそも国民健康保険制度は、中小零細企業者や社会保険に加入していない中小零細企業に勤める者や、派遣などの非正規社員はフリーターや失業者や退職者など、所得の少ない方々が加入する最後の受け皿的な役割を果たしており、立川市でも国民健康保険加入世帯の所得階層は、低所得者層に偏っています。 新年度に向けては、保険料は据え置くべきですし、値上げをせずに国や東京都に対して補助率を上げるよう、さらに要望していくべきです。 よって、据え置くべき保険料の値上げが行われ、市民の負担増を強いていますので、議案第70号 平成20年度立川市
特別会計国民健康保険事業歳入歳出決算の認定には反対いたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第70号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、議案第70号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第71号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第71号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第72号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第72号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第73号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第73号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第74号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第74号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第75号について討論はありませんか。
--五十嵐議員。
◆3番(五十嵐けん君) 私は、議員個人の立場といたしまして、議案第75号 平成20年度立川市
特別会計介護保険事業歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論いたします。 私は、介護は保険ではなく税金による福祉でと訴え続けてきておりますが、結局、介護保険料が上げられたり、サービスのカットや制限がつけられて、だれもが安心して介護を受けられる体制になっていないと考えています。 また、介護士などの介護労働者は、低賃金、長時間重労働を強いられており、劣悪な労働環境から離職率も大変高くなっています。 介護保険の最大の問題は、本来保険方式で行うのに無理があるものを保険料で運用しているところにあります。定額の保険料は、低所得者ほど負担の大きい逆進性を持ち、取れるところからたくさん取るのではなく、ぎりぎりの暮らしをしている年金生活者から強制的に徴収する制度であります。 しかし、昨今の税法の改悪により保険料の大幅な値上げになっている方もふえていることから、年金生活者の生活を直撃し、貧困化社会、格差社会の中でさらに生活苦を強いるものとなっています。 市制度として、介護保険料の激変緩和措置を2008年度も継続したこと、介護保険サービス利用費用負担軽減実施要綱を施行し、介護利用料の減免の対象を広げたことは、率直に評価しております。 しかし、2008年度の利用料減免を受けた方は、いまだに15名しかおらず、依然として利用料の減免を受けられる市民は限られており、減免制度の対象の制限を緩和し、対象者を拡大すべきだと考えます。 2005年度から2007年度までに行われた老齢者控除の廃止や、高齢者にかかわる人的非課税の段階的廃止や、定率減税の廃止などを含む税制改悪による増税や、後期高齢者医療制度によって負担増を強いられている高齢者が多いことを考えれば、もう一歩進んだ介護利用料や保険料の減免措置に踏み切るべきですし、その財源も十分にあったと考えています。 よって、この決算の認定には反対いたしますが、新年度に向けて、さらにたくさんの方々が安心して介護を受けられるように、利用料や保険料の減免の対象者を拡大し、市制度としてさらに充実することを求めて、この決算の認定の反対の討論といたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第75号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、議案第75号は委員長報告のとおり認定されました。 次に、議案第76号について討論はありませんか。
--五十嵐議員。
◆3番(五十嵐けん君) 私は、社会民主党・みどり立川・市民の党の会派を代表して、議案第76号 2008年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論いたします。 小泉自公政権の数の力で強行採決された後期高齢者医療制度は、福田元政権のもと2008年4月にスタートしましたが、お年寄りを一気に不安にし、現代のうば捨て山と批判が上がり、導入直後から保険料の軽減率などがころころ変わってきております。 しかし、本質的に75歳以上の高齢者が病院に行き、医療にかかればかかるほど保険料が上がり、病院に行くのをためらってしまい、診療抑制につながるというひどい制度であることは変わりありません。 この制度によって、立川市でも4割の方は負担減になりますが、6割の約8,000人の方が負担増になるということが説明されています。 この間の高齢者の負担増は、後期高齢者医療制度だけではありません。いわゆる小泉改革によって、立川市では2006年度と2007年度に老齢者控除の廃止などで、高齢者には約2億5,300万円もの大増税が行われております。これに後期高齢者医療保険料の負担増ということで、高齢者の家計を直撃し続けています。後期高齢者医療制度は、お年寄りが安心して医療を受けられるように、早期に廃止すべきです。 よって、この後期高齢者医療制度自体に反対し、廃止を求め続けてきましたので、議案第76号 2008年度
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算も到底認められません。 鳩山新政権がこの制度を早急に廃止することを期待して、反対の討論といたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--稲橋議員。
◆8番(
稲橋ゆみ子君) 議案第76号 平成20年度立川市
特別会計後期高齢者医療事業歳入歳出決算に対して、賛成の立場で討論いたします。 現在、新政権は後期高齢者医療保険制度について、医療保険全体を見据えた改革が必要であると制度の廃止を提案し、新たな方策を示していこうとしています。予防医療による健康寿命を延ばすことなど、医療費削減に向けた総合的な医療保険の見直しが必要だと考えます。 しかしながら、広域的に行っている現状から制度に問題がありながらも、立川市だけが単独で高齢者の医療保険を支えることはできませんので、やむを得ず賛成といたします。
○議長(
太田光久君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第76号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は認定であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
太田光久君) 起立多数であります。よって、議案第76号は委員長報告のとおり認定されました。
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△日程第11
議員提出議案第18号
核兵器廃絶へ日本政府が
主導的役割を果たすことを求める意見書
○議長(
太田光久君) 次に、日程第11
議員提出議案第18号
核兵器廃絶へ日本政府が
主導的役割を果たすことを求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認め、よって本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより
議員提出議案第18号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第18号は原案のとおり可決されました。 ただいままでに可決されました意見書の提出先、日時等については議長に御一任願います。
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△日程第12
常任委員会特定事件継続調査について
○議長(
太田光久君) 次に、日程第12
常任委員会特定事件継続調査についてを議題といたします。 各
常任委員会よりお手元に御配付のとおり、特定事件について継続調査の要求があります。 お諮りいたします。 本件については要求のとおり、閉会中もなお継続調査をすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
太田光久君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
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○議長(
太田光久君) ただいま市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。 〔市長 清水庄平君登壇〕
◎市長(清水庄平君) 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 平成21年第3回定例会終了に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今定例会につきましては、平成20年度一般会計決算及び各特別会計決算の議案を御審議いただき、認定をいただくとともに、他の議案につきましても提案どおりお認めをいただき、本日終了することができました。議員の皆さんの御理解と御協力に厚くお礼を申し上げます。 本会議及び各委員会の審議の過程において、議員の皆さんからいただきました御意見や御提言につきましては、平成22年度の予算編成並びに市政運営の参考にさせていただきたいと思っております。 今後も生活重視のまちづくりのため、行財政改革を初め子育て支援、環境問題等さまざまな施策に全力で取り組んでまいる所存であります。 議員の皆さん方におかれましては、今後も御協力を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。 ありがとうございました。
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○議長(
太田光久君) 以上で、今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。 これをもって平成21年第3回
立川市議会定例会を閉会いたします。 大変御苦労さまでございました。 〔閉会 午後1時51分〕上記、会議の顛末を記載し、その事実に相違ないことを証するため、ここに署名する。 立川市議会議長
太田光久 立川市議会副議長 佐藤寿宏 立川市議会議員 福島正美 立川市議会議員 伊藤大輔...